今回は横浜市です。あまり横浜の方へ行く用事もなく、紹介する麺屋の数も少ないですが、コロナ収束後、出かけたときの参考にしていただけたら嬉しいです。
中には宅麺やテイクアウト、コンビニ等で販売をしている店もあるので、食べたくなったら調べてみてください。
68. 麺屋 ぬまた@京急鶴見
2020年3月にオープンしたばかりの新店。
スープは豚骨、鶏ガラ、昆布を使い丁寧に炊かれ、カエシはUmamiと醤油の香ばしさを感じ、そのバランスがとってもいいです。
麺は中太でプリッとしており、スープに負けず小麦の香りのする特注麺。特製のチャーシューは複数の部位が乗っており、味の違いを楽しみながら食べることができます。
新店ながら、実力は十二分にあり、今後名店の仲間入りを果たしてもおかしくない味です。他のメニューの評価も高いので、また食べに行きたいです。
69. ラーメン どん@日吉
慶應の麺といえば三田の二郎ですが、1,2年生が主に学ぶ日吉キャンパスの近くにも、二郎インスパイアのお店があります。
濃厚な微乳化豚骨スープ、ちょっとマイルドなカエシ、ふわっと感じるアブラの甘み、比較的ライトな二郎系です。
ブタはバラ巻きで分厚め、脂身がトロッとしたいいお肉です。
有料ですが生卵を推奨しており、すき焼き食いで楽しむのが日吉流です。
あまり日吉の方に行くことはないですが、次行くことがあればまた寄りたいお店です。
70. 家系総本山 吉村家@平沼橋
二郎の聖地は三田本店、家系の聖地はここです。横浜駅から少し歩いたところにあります。
本物の家系のスープはさらっとしていて、濃いめだとカエシの味もキッと強めに感じます。スープは豚骨、鶏ガラから取られ、動物系Umamiもしっかりと感じます。
麺は酒井製麺の特注麺。家系はやはりこの麺じゃなきゃいけません。ムチッ、パツっとしていて美味。チャーシューは燻製されていてこれもまた最高に美味しいです。
卓上の行者ニンニクを入れてニンニクのライブ感をまた味わいたいです。きっとコロナ後も元気に営業しているでしょう。家系を語りたかったら、絶対に食べなければならない一杯です。絶対に行ってみてください。
71. 横浜中華そば 維新商店@横浜
横浜駅周辺には多くの麺屋がありますが、その中でも人気な店の一つが、「維新商店」です。目黒の「麺や 維新」の姉妹店です。
しかし、味は麺や維新とは違った味わいで、あっさりとしていて生姜香るスープが特徴です。
麺は太縮れの自家製麺。モチモチでスープ、Umamiをしっかりと絡めて口に運びます。
ワンタンも美味。プリプリジューシーな餡が最高に美味しいです。
大盛り無料。初訪時はたっぷり飲んだ後に大盛りを食らって死にかけたので、次はしっかりとお腹を空かせて食べたいところです。
外出ができるようになり、評価も高く、コスパもよく、本当に美味しい中華そばが食べたくなったら是非行ってみてください。
72. 横浜丿貫@横浜
横浜駅から歩いて5分弱、アソビルという施設の一階にあるのがこのお店です。現在私に来ている煮干麺ブームの火付け役になった名店です。
「丿貫」で「へちかん」と読みます。
とってもシンプルな見た目ですが、具はこれで十分。煮干のUmamiが前面に出たスープ、苦みえぐみもありながら不快感を一切感じさせない上品な味わいです。
細麺との相性も抜群。途中タマネギで濃厚な味わいをさっぱりさせます。
和え玉も美味。辛いモノもあるので辛い物好きは是非。
メニューは日替わりのこの店。煮干以外のメニューも、濃厚で素材の味がしっかり感じられるものになっています。駅から近めなので、乗り換え等で利用することがあれば、皆さんも是非食べてみてください。
73. 丿貫 福富町本店@関内
横浜丿貫をはじめ、数店舗ある丿貫の本店がここです。
日中はラーメン専門、夜は日本酒専門店として営業しています。夜は電話予約制。Twitterをチェックするようにしましょう。
夜の部でも、具はタマネギのみですが「灰汁中華」(ラーメン)は味わえます。ここも麺は日替わり。素材のUmamiを強く感じるラーメンは、やはり最高に美味しいです。
日本酒は、神奈川県内の酒蔵、大矢孝酒蔵で作られるお酒のみを扱っています。甘みがあり、少し炭酸を感じるものもあって、非常に美味しいお酒が楽しめます。更に100円追加で炭酸の日本酒を味わうこともできます。
おつまみも最高においしく、初訪時はいっぱい飲み食いしていたら気づいたら財布の中身がなくなってしまうほど飲んでしまいました。
美味しいお酒、ラーメン、肴が味わえるので、誕生日は絶対ここで過ごそうと考えていましたが、その夢の実現は望み薄。お祝い事があれば、ここでお祝いしたいほどお気に入りのお店なので、コロナ明け、何かいいことがあったら誰か行きましょう。
私抜きでもいいです。日本酒好き、麺好きの方、そうでない人も是非訪れて欲しいお店です。
【番外編】横浜スタジアム@関内
通称「ハマスタ」。暗黒ベイスターズ時代から何度も足を運んでいる、横浜DeNAベイスターズの本拠地球場です。
DeNA売却後から地域密着型の経営方針を取り始め、スタジアムグルメやグッズも美味しく、満足できるものに進化してきました。
その中で新しく生まれたのが、クラフトビールです。球場の売り子さんが売っているビールの多くはこのオリジナルビールで、これがまた美味しい。
また、昔からある名物「みかん氷」も美味。単純な作り、味だけどもこれがいいんです。
チケットが取りづらくなっている状況ですが、球場でビールを飲みながら野球の試合を見るのは、私の人生の中で最も幸せな時間です。その幸せな時間は、いつ訪れるのでしょうか…