全休の水曜日、何をしようか考えました。今週の草野球の相手、速球でねじ伏せる系のピッチャーだったはずだから、速球対策をしよう。でもおっちゃんのところはMAX110kmだから今ひとつ物足りない。なら蒲田の140kmを打って、ついでにラーメン食おう。以前から気になってた「宮郎」に。
ということで「宮郎」に行ってきました。蒲田の大人気店、宮元のセカンドブランドで、二郎インスパイアのラーメンを提供するお店です。インスパイアの中でも完成度が高いと、二郎系好きの中では評価が高く、是非とも行ってみたいと前々から思っていたお店でした。
雨予報だったのでチャリではなく電車で移動、蒲田駅南口を出て商店街を抜けた先にあります。食券を買い、先にコールをして着席。
コールはニンニク、ヤサイ、アブラを無し、普通、増しから選ぶスタイルで、てっきり普通は入らないものだと思っていて単純にニンニクとアブラを増しにしてしまいましたが、これ、二郎で言うところのマシコールと同じだったんですね。アブラはまだしもニンニクは終盤に苦しめられることとなります…
やっと来れた宮郎。期待を胸にいざ微乳化スープを一口。…ん?これ、ぬるくね?一般に二郎系のスープはぬるいと言われることがよくあります。とはいってもこれはぬるすぎる。Umamiは感じる。てかUmamiのレベルは非常に高い。でも、これじゃUmamiも立たないし美味しく感じない。せっかく美味いスープなのに…勿体ない…
自家製麺はアツアツ。美味い。小麦を感じ、Umamiたっぷりのスープをしっかり絡めて口にスープと麺のUmamiを供給する。美味い。
アブラは味付き。少し肉もついてきていたのでアブラのUmami、タレのUmami、肉のUmamiと3つのUmamiを堪能できる良質なアブラ。ブタは厚切りのものが一枚だが、トロトロでタレの風味とブタのUmamiが完璧なバランスで非常に美味。ここのブタ、めっちゃ美味い。これ増したかったな。ヤサイはクタ気味でした。
美味い。麺もスープもブタもアブラも全部美味い。非常に完成度は高いです。それだけに、こんなにスープがぬるいのが残念で仕方ない。体温くらいの温度じゃなかろうか。せっかく美味しいのになかなか箸が進まない。
そしてこれは自業自得なのですが、ニンニクが結構辛めでした。普段ニンニクは増さないタイプの私、増してしまったため途中からいつもより多いニンニクのKaramiにやられました。舌が痺れてUmamiを少ししか感じられない。水を飲んでも逆効果。途中からKaramiとの戦いになりました。辛いの苦手な方はニンニクは普通をオススメします…
卓上には白黒胡椒、タレ、お酢がありました。カラメができないので濃くしたい人は卓上タレを使って濃くすることができますが、デフォでスープは結構濃かったので一口飲んでみてから判断ですね。黒胡椒をぶち込んで味変してみました。GUUD。パンチを足して残りを一気に平らげました。
宮郎。評判通り味はとても美味しかったです。それだけに、スープのぬるさが非常に残念でした。いつもこうなのか、それとも今回がたまたまこうだったのかはわかりませんが、いつもこうならもう行かないかな…
それを確かめるためにもう一度だけ、時間があるときに行ってみたいかな。あれでスープが熱ければ最高の一杯になると思います。今後の発展とベーコンの強運に期待。
ごっちゃんした!