12月の寒い夜、無性にある麺が食べたくなりました。寒い体と心を温めてくれる麺を求め、バッティングセンターのおっちゃんと「柴崎亭梅ヶ丘店」へ行ってきました。
梅ヶ丘駅南口を出て右へ曲がり歩くこと1分、カフェのようなおしゃれなお店が柴崎亭梅ヶ丘店です。店内の様子等詳細に関しては以前ここで触れているので、是非そちらの記事も読んでみてください。
着席すると、店員さんから一言声をかけられました。
「今、柴崎亭からお疲れ様の意を込めて、小ビールを一杯プレゼントさせていただいているのですが、よろしければお召し上がりになりますか？」
ここ最近いろいろと忙しく、疲れとストレスがたまる日々。お言葉に甘え、一杯いただくことにしました。
おっちゃんの車で来ているので、おっちゃんは飲めず。すみません、いただきます。
美味い…。サービスの小とはいえ、よく冷えている…疲れのたまった体によ～く染みていく…あぁ…幸せ…
少しすると、ラーメンが到着。待ち望んでいた、優しいUmamiのラーメンがやってきました。
前回と全く同じ麺。しかし見た目と少し変わっていました。前訪時の記録と見比べてみてください。
ではスープを一口。熱い。美味い。超アツアツのスープは、鰹香る淡麗スープ。醤油がしっかりと感じる味ですが、尖っておらず優しい味。
香味油がたっぷりかかっていてオイリーに見えますが、そんなにしつこく感じないのもここの特徴。スープを飲む手が止まらなくなります。
麺は細めのストレート麺。加水低めで伸びやすいので注意。パツパツした噛み応えのある麺。これも熱いのですするときはやけどに注意。一気にすすると、スープのUmamiと麺の小麦のUmamiをWで感じられて幸せ倍増。
具はシンプル。ワンタン、チャーシュー、メンマ、カイワレ。チャーシューは低温調理されたもので豚のUmamiがとじこめられた上品な一枚。
ワンタンは粗挽きの挽肉が入れられたもの。ツルツルの皮、溢れる肉汁…。とっても美味しい。ただ、これが一番熱いので食べるときは細心の注意を。
卓上には挽くタイプの胡椒が。これを入れると、胡椒の風味と、それによってより引き立てられる鰹の風味が楽しめます。入れなくても美味いですが、入れても美味い。
上品なUmamiに心が癒やされていきます。醤油の、鰹の、豚のUmamiが優しく体に取り込まれていくのを感じます。
店内BGMはクリスマスソング。ワム！のLast Christmas を聴きながら、去年のクリスマスを思い出したり、あんなことやこんなことを思い出しながら、麺をすすります。疲れて荒んでいた心が、お店の雰囲気、そして目の前の一杯の麺によって癒やされます。
十二分に味を堪能し、退店。ここの麺、気に入っちゃいました。本当に美味しかったです。上品な鰹のUmami、でもそれ以外のUmamiも間違いなくあります。動物系のUmami。前回に続きわからずじまいでした…
おっちゃんはワンタン塩煮干中華そば(￥950)を頼んでいました。煮干の強い香りが隣の席まで伝わってきましたが、そんなに煮干は強くなく、煮干が苦手なおっちゃんでも美味しく食べられるものだったそうです。
塩煮干も、牡蠣山椒塩そばも、気になるメニューが多いので、また近いうちに行きたいです。
ごっちゃんした！元気出た！
