現状を整理しときながら、直後に書くのは昨日言ったラーメンです。いやまあねえ、聖地ならねえ。
ふと直系が食いたくなって、定期圏内の二郎を探してみると、5限後も営業しているのは本店と品川の二つだけでした。思えば前に本店に行ったのは高三の卒業式の一週間前。総帥の温かさに触れ、友達と再訪を誓ったのを思い出しました。
そして今日、3年振りの訪問です。19時に列に接続。前に25人くらい。自分が並んだ直後、後ろに来たあんちゃんに助手さんが一言。
「あの、今日ここでおしまいなんで、後ろに並んだ方に伝えてもらっていいですか?」
危ねえ…ギリギリ食える
ほんとにちょうどでした。それ以降、来た方に後ろのあんちゃんとその連れが「今日ここで終わりなんすよね…」と伝えて、無念そうに帰る方々の背中の悲しさがなんとも言えない感じでした…
列に並ぶこと1時間、途中総帥が二階の窓からひょこっと様子を見たりしてるのを見つつ着席。昼飯食うのが遅かったので少なめにしようかと思いましたが、最終ロットだし、減らして後悔したくなかったのでデフォで。ベーコン、平成のラストコール。
盛り付けは豪快に。手づかみでヤサイを乗せ、ブタを乗せ、お玉ですくったアブラをぶっかけ、カエシをかけ、最後に手でニンニクをどんと乗っけて着丼。隣の新卒っぽいスーツの兄ちゃん達が残しそうな勢いで食べているのを横目に、アブラでベタベタになった器を卓上に下ろす。 本店にはレンゲはないので、ニンニクをスープに溶かし、最初から麺を一気にすする。美味い。この平打デロ麺。オーション香る風味。これが本家。そこに動物性Umamiとニンニクの風味が絡む。夢中ですする。
ブタは赤身、脂身がちょうどいいバランスのものが2枚。最初にかじりついたものはカエシによーく浸かった味の濃いもの。これが一番好き。スープに浸すといい感じに柔らかくなった。神豚ktkr。もう片方は浸かり具合はいまひとつ。でもUmamiはしっかり詰まってました(・v・)b
キャベツの割合が多いヤサイが本店の特徴の一つだと思います。甘みを感じる。食感も異なるのでそこも楽しみつつ食べ進んでいきます。
アブラはスープの上澄みに浮いている小さいのがぶっかけられています。動物系Umami追加に一役買っています。
終盤、かなりキツくなってきたので味変を断行。卓上には白胡椒のみ。これをぶっかける。美味い。最高の組み合わせ。もう言葉では形容し難い美味さ。満足して固形分を完食する。
退店間際、最後に器を持ってスープを一口。ニンニク、カエシ、アブラと、トッピングでマシたUmamiが、豚骨のUmamiで満ちたスープに加わって美味しい。化調?美味けりゃいいんだ。気にするな。
ジロリアンの中では聖地として扱われる三田本店。ラーメンはもちろん、あのアットホームな、暖かい雰囲気も人気の理由の一つになっていると思います。二郎を食べる方なら是非一度は。
ごっちゃんした!