BBBB(ベーコンの暴飲暴食ブログ)

Twitterでつぶやいてたことの一部(主に食べ物)の部分をこっちに移行することを目的として始めました。どうぞみなさんお腹を空かせてください。

むぎとオリーブ@東銀座

    私の父親は、お酒が好きです。こだわりも強く、父親が厳選したお酒が常に家にストックされています。

    そんな父親の誕生日がありました。昨年は銀座のわしたショップ泡盛主(ぬーしー)」を買いました。今年は趣向を変え、北海道のアンテナショップに行き、吟米大吟醸国士無双」を買ってきました。選ぶ基準は私が飲みたいかどうかです。でも一応父親のこだわりに合わせてます。吟米大吟醸しか飲まないんですよね。

 

 

    折角銀座に来ました。麺を食って帰りたい。銀座の麺屋といえば、ミシュランビブグルマンのあの店。前から気になってたので、国士無双片手に東銀座へ向かいます。

 

 「むぎとオリーブ」。2014年の開店後すぐに超人気店となり、2015年のミシュランガイドに掲載された東京屈指の名店です。自分もラーメンにハマってからすぐに名前を知り、その独特なラーメンを食べにいつか行きたいと強く願っていた店でした。

 

 少し銀座を歩き、列に接続。前のお客は外国人。食券買うのに手間取って後ろを待たせたくないという判断からか、先に通してもらって席で注文、現金支払いでした。この柔軟な対応力…さすがといったところ。

 内装は、ラーメン屋だけどどこかラーメン屋っぽくない感じ。カフェみたいな装いでした。

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蛤SOBA(¥980)

    すぐに着丼。看板メニュー「蛤SOBA」です。見た目は普通の醤油ラーメン。

 

    まずスープを一口。うわあ…美味い。蛤のUmamiが凄く強いです。貝を出汁に使ったラーメンをあまり食べたことないので新鮮な感じでした。しかし美味い。何度もスープを飲んでしまう。

 麺は中細ストレート。京都の麺屋ていがくと共同開発したというこの麺。スープと非常によく合います。小麦の香りもよきよき。

 

 具は蛤、海苔、三つ葉、鶏チャーシュー、結ばれたナルトと長芋。あまりラーメンでは見ないようなトッピングのされ方です。三つ葉、このスープとの相性めちゃくちゃいいですが、スープ単体で味わいたいときにレンゲの中に侵入してきて邪魔します…

 鶏チャーシューは味付け控えめな低温調理されたもの。噛み応えのある、でも柔らかな鶏。中に閉じ込められたUmamiも感じますが、決して蛤の邪魔はしない。バランスがしっかり取れています。

 長芋トッピングは非常に珍しいです。ただ私、ネバトロ系の食材が苦手です。頑張って食べましたがここはノーコメントで…

 

 そして蛤。Umamiが凄い。三重県桑名市から毎日届くというこの蛤。もう、なんというか、美味いです。言語化不能

 

 一つ気になったのが、店名の「むぎとオリーブ」。「むぎ」は小麦で麺のこと。では「オリーブ」は?

 

 答えは卓上にありました。卓上にはエシャロットで風味付けしたオリーブオイルが。入れてみたらどんな味になるのか…少量入れてみます。

 うおっ、すごい。ただ、オリーブオイルの香りよりもエシャロットの風味が強く、それで少し蛤が消えてる…でもそれが狙いなのかも。この香りを感じ、そして後から遅れて軽く感じる蛤の風味を感じる。相性めちゃくちゃいい。やっぱこだわり抜かれてるなあ…

 

 

 溢れる贅沢なUmamiを感じながら完飲。すんごい美味しかった!これはハマりそう。定期圏内の駅から歩けるから、また今度食べに来たいです。皆さんも是非。

 

 

 ごっちゃんした!