過去美味かった麺を振り返っていく-京浜東北・京急沿線(大田区)-
大田区には、激戦区蒲田を中心に多くの実力店が集まっています。家が近いこともあり、よくいろんな店に行っていました。
大森・蒲田に行く用事のできる人もいるかと思います。是非参考にしてみてください。
㊽ラーメン クワトロ@大森海岸
大田区と行っておきながら、この店は品川区にあります。
無化調で、Umamiたっぷりなオシャレラーメンを提供するお店。すぐ近くに都内屈指の名店(未訪。何度も挑戦するも毎回振られている)があり、影に隠れてしまう印象があるが、ここも味はとっても美味しいです。
いろいろと語りたいお店ですが、今年に入ってリニューアル、メニューも変わって昔とは少し変わってしまいました。しかし美味しいのは変わらず。魚介ベースの塩ラーメンを、是非食べてみてください。
※過去記事はリニューアル前のものです。現在はメニュー名が変わり、かつてのメニューも限定になったりとしています。店の名前もちょっと変わっていますね。
㊾ラーメンタロー 大森の陣@大森
私が人生で一番通っていて、一番好きなお店。たぶん夜の部の店主さんからは認知をもらっています。受験期、タローをモチベに勉強を頑張った、というのは辛い受験期のいい思い出です。
麺でると同じ、カエシ強めな非乳化スープ、削り節の無料トッピングがありますが、麺はちょいとヤワめ、タレ味強めなブタはスープに浸すとしっとりトロリとするもの、ヤサイはかなりシャキ目といった特徴があります。
家から一番近い二郎インスパイア店ということもあり、かなーり通っていますししょっちゅう食べたくなります。現在は短縮営業中。落ち着いたら絶対行きます。待っててください。
※最後の記事にあるように、大食いチャレンジメニューがあります。覚悟のある大食漢は挑んでみては。
㊿ラーメン髭@平和島
平和島駅から少し歩いたところにある二郎インスパイア店。
店主さんは旧ラーメン二郎武蔵小杉店(現ラーメンこじろう526武蔵小杉店)で修行の後独立したという経歴の持ち主です。
カエシが強めで酸味も感じるブタスープと、細めながら長い麺が特徴です。アブラはアミでゴリゴリされてたっぷり乗せられます。ヤサイはチョイクタ。
ブタは一個がゴロッと大きく、小ラーメンでも十分満足できるボリュームの一杯が味わえます。
名物は油そば。長い麺にカエシ、ニンニク、アブラがたっぷり絡んでとっても美味しいとのこと。卒論の調査で平和島に行く際に食べようと思っていましたが情勢的に断念。食べてみたいなあ。
※ローカルルールが多いので注意。
・店のドアはしっかり閉める。
・席が空いたら自分で着席。店主からの促しはありません。
・ヤサイマシのみ着席時コール。油そばはヤサイマシ不可。
・コールは店主からのアイコンタクト。声かけはないので注意。
51. 麺屋 まほろ芭@蒲田
ラーメン激戦区蒲田の人気店。大田区民ホール・アプリコの裏にあります。
濃厚な煮干ラーメンがおいしいラーメン店ですが、煮干麺だけでなく、煮干ベースの牡蠣ラーメン、エビラーメンと一風変わったメニューもとっても人気です。
写真は「濃厚牡蠣煮干中華そば」。煮干も感じる中、濃厚な牡蠣のUmamiが口いっぱいに広がります。卓上の山椒オリーブオイルを数滴垂らすとまた違った美味しさに。提供杯数が限定されているので、食べたい方は早めの訪店をオススメします。
52. 煮干しつけ麺 宮元@蒲田
蒲田一の人気店がこの宮元です。
煮干のUmamiを強く感じる、超濃厚な煮干スープと、小麦香る太麺がとってもいい相性です。
薬味のタマネギ、ゆずもとってもいい仕事をします。全身で煮干を感じられる一杯は、蒲田に来たら一度は食べて欲しい麺です。
写真は、テイクアウト開始後にテイクアウト麺を購入して自宅で作った麺です。実はまだ店で食べたことないので、コロナ収束後、しっかりと店の椅子に座って食べたいです。
53. ラーメン宮郎@蒲田
前述の宮元のセカンドブランドとしてオープンした、二郎インスパイア店。
スープは微乳化した濃厚ブタスープ。ブタのUmamiが凝縮されておりデフォで少しカラメな味。
ここの特徴はなんといってもブタ。ぶ厚いブタがどんと乗っていて、トロトロ美味。これだけでも食べに行く価値のある神豚が毎回食べられます。
初訪時はスープが激ぬるで残念な感じでしたが、二回目ではしっかりとアツアツスープで非常に美味しく食べられました。他のメニューも食べにまた行きたいお店です。
54. らーめん 潤 蒲田店@蒲田
新潟県燕市に本店を構える、燕三条系ラーメン店の蒲田店です。都内ではあまり味わえない、本格的な燕三条系ラーメンが味わえるということで蒲田の中でも人気な店です。
写真の「○特ラーメン」(写真は多脂)には、チャーシュー数枚と、味玉の他に岩のりが乗っており、背脂、煮干スープとの相性が抜群。タマネギもちゃんと入っているのでこの量の背脂の割にさっぱりと食べられる一杯です。
最後に食べたのが3年前、鬼脂にはまだ挑戦できていません。そろそろ再訪したいなと思っていたところでのコロナ。早く食べたいな・・・
55. 麺場 voyage@京急蒲田
京急蒲田駅から線路沿いを南へ進むとあるのがこのお店。名前からもわかる通り、船・航海をコンセプトとしたラーメン店です。
変わった食材を使ったラーメンを提供することで知られており、普通のラーメンにはホタテとキノコが使われています。全部のせの「voyage」には岩のりも乗っていて、海を感じるような味のスープです。
低温調理チャーシューも美味。各素材へのこだわりが強く感じられる一杯を味わうことが出来ます。
限定麺も、ラーメンにはあまり使われない素材が使われることが多く、それらの評価も高め。いつかまた食べに行きたいです。
2019年5月、京浜東北線の線路沿いにオープンし、いきなり都内の人気店の仲間入りとなったのが、この琥珀です。
店名の通り、シジミダシのラーメンを提供しており、スープを一口飲むとシジミの香りが口いっぱいに広がります。
チャーシューもジューシーで、しかしスープとマッチする優しい味付け。麺もこだわられた特注麺で、細部にも細かいこだわりが見られます。
本当に美味しいラーメン。サイドメニューの「ローストポーク丼」も、あっさりとしていて非常に美味。また、麺と丼と、食べに行きたいです。並んででも食べる価値は十二分にあり。
57. 横浜家系ラーメン 上々家@大鳥居
京急空港線大鳥居駅から徒歩3分、環八沿いにある家系ラーメン店です。
元六角家 羽田店で、店名のみが変更された店の様です。そのため味は六角家そのまんま。
スープはあっさりめでさらっとしていて、味も優しめ。麺は酒井製麺のパツ麺で美味。
六角家系列にあるキャベチャーも、ちゃんと食べられます。先に食べてもよし、途中から麺に入れてもよし。120円で追加できるなら入れるべし。
初めてキャベチャーを食べた思い出の店。しょっちゅう行きたいかと言われれば正直そうでもないが、また食べに行ってみたいお店です。
58. ラーメン二郎 JR西口蒲田店【閉店】
昨年10月、惜しまれつつも閉店してしまった「ラーメン二郎 JR西口蒲田店」。
人手不足と店主さんの体調不良が閉店の理由でした。
化調強めなスープ、無料トッピングのトウガラシなど、他の二郎とはまた少し違った独特な二郎として有名で、ジロリアンの間でも好みは大きく割れていました。そのため、数少ない「並ばずに食べられる二郎」でもありました。
私はこの味もまた好きで、何度か食べに行きましたが、もう食べられないと思うと少し寂しくなります。せめて、一度だけでもでいいから一杯食べたいです・・・。
通し番号で麺屋を紹介してきて、遂に○番号が使えなくなりました。
東京には本当に多くの麺屋がありますね。行けてない店にも早く行きたいです。
次回はたぶん神奈川の麺屋を書きます。