BBBB(ベーコンの暴飲暴食ブログ)

Twitterでつぶやいてたことの一部(主に食べ物)の部分をこっちに移行することを目的として始めました。どうぞみなさんお腹を空かせてください。

過去美味かった麺を振り返っていく-西武・小田急・井の頭線沿線+α-

本当は西武線沿線の麺でひとつの記事にしようと思ったのですが、地理的事情で西武線はじめ東急・地下鉄以外の私鉄を利用することがほぼ無いため、ほとんど西武沿線麺を食べていないことがわかりました。

なので、いくつか23区西部を走る私鉄の沿線麺をまとめることにしました。

 

例のごとく情報は古いものがあるので(ry

 

 

⑰輝道家@野方
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早稲田大学の学生で知らない人はいない家系ラーメン店「武道家」の店主が独立してオープンしたのがこの店です。

 

かつての武道家の如く濃厚な豚骨スープ、パンチの強いカエシの味と、濃厚な麺を求める体に染みていきます。そしてチャーシューは燻製モノ。コレもまた美味い。

トッピングには九条ネギ海苔がマスト。ご飯は有料だがおかわり無料。この組み合わせで簡単に優勝できます。

 

ちなみに入店時のかけ声はアクセントが武道家と違ってました。

 

 

ラーメン二郎 ひばりヶ丘店@ひばりヶ丘
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通称「ヒバジ」。数ある二郎の中でも最高クラスの評価を受ける、二郎の中でも超人気店です。

 

海老蔵似の店主さんが作る一杯は、微乳化スープに丁寧な味わい。ヤサイは高めにふんわり盛られるため、見た目ほど苦にならないかも。

 

Umamiたっぷりの一杯は並んで食う価値あり。また行きたいです。

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⑲Japanese Soba Noodles 蔦@代々木上原
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日本初のミシュラン星獲得店として有名なこの店。元々巣鴨に店を構えていましたが、昨年末に代々木上原に移転し、再オープンしました。

 

最後に行ったのは移転前ですが、これまでのラーメンの価値観を一変させるような一杯でした。詳細は過去記事を参照してみてください。

 

移転してから味が変わり、値段も跳ね上がったという噂。でも一度は食べてみたい・・・

 

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 ※過去記事は移転前です!

 

 

千里眼@東北沢
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高校時代、初めて食べた二郎系がこの「千里眼」。東大駒場キャンパスから近いところにあります。

 

乳化豚骨スープにキリッと効いたカエシの味。これがたまらない。揚げ玉に唐辛子系のスパイスをまぶした辛揚げは、別皿で後から投入するのが美味しい食べ方です。

ちゃんと豚骨醤油を感じるのがこの店の好みの点です。毎回並ぶと雨か雪が降りますが、それでも食べたい一杯です。

 

夏季限定の冷やし中華や、カップ麺にもなったニンニクザンマイは、実は未食です。これもコロナが収まったら絶対食べる。

 

 

㉑珉亭@下北沢
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下北沢には多くの麺屋が集まっていますが、その中でも人気な店がこの「珉亭」です。

数多くの有名人を虜にし、テレビでも多く取り上げられる名店です。かつて、THE BLUE HEARTS甲本ヒロトや俳優の松重豊らがバイトとして働いていたことでも知られています。

 

人気メニューは、半ラーメンと半チャーハンの「ラーチャン」。

ラーメンは鶏ガラとゲンコツがベースの「中華そば」。この素朴な味わいがよい。

チャーハンはチャーシューに使われている食紅の影響で赤くなっていますが味は美味しいチャーハン。赤いチャーハンはなかなかに珍しいですね。

 

最後に食べたのは高二の秋だったか。もう一度食べたいなあ・・・

 

 

ラーメン二郎 環七新新代田店@新代田
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高二の夏、初めて食べた直系二郎が、この環七新新代田店でした。

 

少なめにしても結構あるボリューム、キャベツちょいと多めなヤサイ、味の付いたアブラ、太めな麺、そしてジャンキーな味が、初めて直系二郎を食べた私に強い衝撃を与えました。

 

濃厚で、ボリュームもばっちりなこの店、久しぶりに行きたいですね・・・

 

 

㉓麺通@新代田
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新代田駅から環七に沿って南方向へ進んだところにあるこの店。

 

写真を見ると二郎系っぽい見た目ですが、これは有料トッピングでヤサイと生ニンニクを加えた背脂醤油ラーメン。

二郎のようなジャンクさは薄く、醤油と背脂のUmamiをしっかりと感じる、あっさり目名二郎っぽいラーメンが味わえます。

 

辛い麺や汁なしもあり、多様な麺を楽しめるこの店。次も背脂醤油だろうが、また食べたい美味しい味です。

 

 

㉔永福町大勝軒@永福町

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高校は井の頭線沿線でしたが、逆方向の下北沢、明大前方面には行くことが殆どありませんでした。

そのため、永福町大勝軒に初めて行ったのは大学に入ってからでした。

 

デフォルトで2玉分あるボリュームたっぷりの一杯には、煮干をはじめとした多くの具材から取られるUmamiに満ちたスープ、小麦香る中太縮麺、とっても美味です。

 

Umami、量ともに大満足の一杯。値は多少張りますが、また食べたい味です。

 

 

㉕柴崎亭 梅ヶ丘店@梅ヶ丘
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実は本家の「柴崎亭」にも行けてないので行きたいところですが、この梅ヶ丘店もお気に入りです。

 

アツアツの節香るスープ、噛み応えのある細麺、皮ツル中プリのワンタン。上品で美味しい一杯を味わえます。

 

限定麺もいろいろあり、次はそれが食べてみたい・・・けどきっとまたワンタン中華そば食べるんだろうな・・・。それくらい美味しいワンタンメンです。

 

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㉖ラーメン富士丸 神谷本店@志茂
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西武・小田急・井の頭沿線とは大きく離れていますが、この周辺の麺は未開拓であるため、今回はここに入れさせてもらいました。

 

元二郎も、スタイル等が違っていて独特な美味しさを感じる富士丸の一杯。

オーション香る超低加水麺、ブタ味溢れるスープ、甘みを感じるクタヤサイ。今でもしっかりと味、舌触りを覚えています。

 

またブタカス入りアブラを入れた暴力的な一杯を食べたいです・・・宅麺やめたとか噂聞きましたが、再開して欲しいな・・・食べたいよ・・・

 

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まあ宅麺はすぐ売り切れてしまうので売っててもなかなか食べられませんけどね。あと送料が重い・・・

 

これを書きながら麺の味を思い出してどんどん麺欲が高まっていきます・・・早く食べたい。早く外に出たい。

過去美味かった麺を振り返っていく-山手線渋谷~池袋-

今回は渋谷~池袋間です。

食いたい麺を食ってるので、新宿や高田馬場、池袋といった激戦区は履修しきれていませんが、これまで食った中で、ということで紹介していきたいと思います。

情報が古いので行く際は確認(ry

 

 

⑩代々木商店@代々木
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仙台住み燕党の友人と神宮で野球を観た帰りに寄ることの多いこの店。町田商店系列の店で、濃厚なスープと醤油感強めなカエシが好みな一杯を味わえます。

毎回もやキャベも頼みます。特製麺、濃厚スープ、シャキウマヤサイの組み合わせがいい感じです。

 

ちなみに町田商店を運営している「株式会社ギフト」は、ラーメン豚山も運営しています。最近知りました。

 

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⑪SOBAHOUSE 金色不如帰@新宿御苑
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ラーメン好きじゃなくても名前を知る人も多い、ミシュラン星持ちラーメン店

この「真鯛と蛤の塩そば」は誰もが唸るUmamiたっぷりの一杯。もう説明不要。行って並んで食べるべし。

 

つけそばは洋風な一杯。次訪時は絶対食べる。

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⑫麺友 一誠@高田馬場
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高田馬場の学生の間からあまり名前を聞かないこの店ですが、個人的には好きな店の一つです。

 

鹿児島県、徳之島出身の店主が提供する、見た目よりもあっさりとした豚骨ラーメンは、豚のUmami、背脂の甘みをしっかりと感じる一杯です。

夜にはおつまみも提供され、焼酎と一緒に気軽に徳之島を感じることも出来ます。コロナが収まったらここで一杯飲ってみたいですね。

 

 

⑬破壊的イノベーション西早稲田
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昨年12月にオープンした、西早稲田のラーメン店。

 

淡麗、濃厚両者とも煮干のUmamiが凝縮されたスープで、一度食べると癖になってしまいます。

特に濃厚は粘度高めなセメントスープに苦みを抑えた煮干のUmamiがたっぷり詰まっていて、リピーターの多い人気メニューになっています。

 

和え玉は二種ありますが、まだ一種しか食べられていないので、登校再開後に絶対食べに行きます。

 

 

⑭ピコピコポン@西早稲田
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破壊的イノベーションのすぐ横にあるのがピコピコポンです。元住吉の超人気店「豚星。」で長年助手を務めた方が経営しています。

 

スープは豚のUmamiたっぷりの乳化スープ、店主こだわりのブタも非常に美味です。友人曰く「冷やし中華」も非常に美味らしいので、登校再開後絶対食べます。

 

高田馬場・早稲田界隈に少なかった二郎インスパイア店、食べたくなったらここに寄るべし。

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⑮末廣ラーメン本舗 高田馬場分店@高田馬場
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京都の人気店「新福菜館」系ラーメンは、東京では麻布・秋葉原・浅草の暖簾分け店と、あとはこの「末廣ラーメン本舗 高田馬場分店」でしか味わえません。しかし、直系とは少し異なった味わいで、これはこれで食べてみる価値あり。

 

並、大、特大と値段が変わらないので、お腹一杯食べたい人も大満足。ヤキメシもセットでまた食べたいです。

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⑯塩そば専門店 桑ばら@池袋
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地理的になかなか足を運べず、未履修の店が多い池袋ですが、これまで訪れた中で一番のお気に入りがこの「桑ばら」の塩そばです。

 

Shiomiの非常に強い、しょっぱめなスープは、しっかりを塩の味を感じます。硬めな細麺との相性が非常に強い一杯です。

炙られた大きめなチャーシューもお気に入り。海苔の上の粉末は貝のもので、途中から溶かしてみるとまた美味。

 

Shiomiが強いので、苦手な方はキツイと思われますが、ハマる人はハマると思います。

毎日変わる「裏そば」もありますが、まだ全敗中。次こそ勝ちたいところです。

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このエリアでも、名の通った有名店は実はまだ未履修だったりします。早く食べに行きたいですが外に出られない日々。

コロナ、はよ収まれ。

過去美味かった麺を振り返っていく-山手線大崎~渋谷-

新型コロナウィルスのせいで外に出れなくなり、麺を摂取する機会が極端に減りました(1~3月の一ヶ月当たり平均14杯。、4月7杯)。

行きたい店、隠れた名店に行くことも出来ない日々が続くのも嫌ですが、せっかくなので高校時代からためていた記録の中から、美味しかった記憶のある店をいくつかまとめていきたいと思います。

 

今回は山手線の大崎から、高校時代の遊び場、渋谷の間の名店を紹介したいと思います。なお、情報は一番古いもので6年前になるので、もし訪店する際は最新の情報を確認してください。

 

 

 

①六厘舎@大崎


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大崎駅近くにある、言わずと知れた名店。過去このブログ内で記録しているので、味等に関してはそちらを見てみてください。

看板メニューのつけめんは当然最高に美味いですが、私のようなラーメン信者も唸らせる中華そばも必食です。

 

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②平太周 味庵@大崎広小路
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五反田駅から歩ける距離にあるのが、この「平太周 味庵」です。

濃厚な豚骨スープに、上質な背脂をたっぷり振りかけた背脂チャッチャ系ラーメンを提供しています。見た目は重そうですが、実際食べてみるとそうでもないため、たまに食べたくなる味です。

オススメは「味噌らーめん」(写真は味噌らーめん、背脂多め)。意外な背脂と味噌の組み合わせですが、これがまた案外美味いんです。

 

 

③麺や 維新@目黒
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目黒の麺屋といえば、真っ先に名前が挙げられる名店。

比内地鶏名古屋コーチンのガラを中心にして取られた丁寧で上品なスープが特徴です。

ただ、前訪が5年前とかなり前なので、見た目やメニュー等が当時と変わっているかもしれません。評価は高いままなので美味しいのは変わってないと思います。また行きたいなあ・・・

 

 

支那ソバ かづ屋
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こちらも目黒の老舗です。ワンタンが有名で、この前正直散歩かなんかでも紹介されていました。味の評価は過去記事で。

ここで飲んで、シメにワンタンメンで優勝したいですね。

合言葉は「チャーシューワンタンタンタンメン」。

 

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九十九ラーメン@恵比寿
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実は恵比寿のラーメンはあまり開拓していません。Oぜきとか行きたいんですが、行けてないんです・・・

そんな恵比寿で強く印象に残っているのがこの店。注目すべきは「元祖究チーズラーメン」。豚骨味噌スープの上に粉チーズをたっぷり振りかけた異質な一杯。

見た目と名前のインパクトが凄いですが、これが意外と美味いんです。味噌とチーズが相性がよく、終始おいしくいただけました。レンゲに溶けたチーズがこびりついちゃうのと、だんだん値段が上がっているのがちょっとあれかな・・・

 

 

⑥らーめん はやし@渋谷
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渋谷を、東京を代表する名店中の名店。平日・土曜昼のみの営業にもかかわらず、行列が耐えることのない超人気店です。

Umamiたっぷりのまろやか豚骨醤油スープが最高に美味。モチッとした中太麺にスープがよく絡みます。

大盛なし、メニューはらーめん、味玉らーめん、焼豚らーめんの3種のみという強気なメニューです。それも納得の美味しさ。1時間並んででも食うべし。

 

 

⑦鬼そば 藤谷@渋谷
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センター街のビルにある麺屋。アゴものまねで有名な「HEY!たくちゃん」氏が経営するお店ですが、味は芸人と両立しているとは思えないほど美味。ラーメンの鬼こと佐野実氏の最後の弟子とも言われているので、この味も納得。

鶏、魚介のUmami、そしてShiomiもしっかりと感じるこの味が好きなんです。

実は高校時代バイトとしてスカウトされたのはここだけの話。

同じビルに入っている「onisobafujiya ~PREMIUM~」は未訪なので、いつか行きたいですね。

 

 

⑧麺匠 真武咲弥@渋谷
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道玄坂にある味噌ラーメン店。「炙り味噌ラーメン」という様に、味噌が炙られて香ばしい風味が味わえるのが特徴です。

中太麺の食感、味わいとスープのハーモニーがいいです。

こういう香ばしい味噌ラーメン、かなり好みです。

 

 

⑨喜楽@渋谷
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最後は渋谷の老舗、「喜楽」。創業は1952(昭和27)年で、渋谷の発展をずっと見守ってきた店です。

焦がしネギ香るスープ、優しいカエシの味、アツアツなワンタン。これだよ、これでいいんだよ、という老舗の中華そばの味。

大井町の「永楽」大森の「喜楽」とは修業先が一緒?のようで、ラーメンは似たようなものに仕上がっています。

この3軒全て美味。渋谷の喜楽は餃子も美味しいようなので、遊んだ帰りに是非寄ってみてください。

 

 

 

外に出れず、モヤモヤイライラする日々ですが、全てが元に戻ったら、是非これらの店に、これら以外の店にも行ってみてください。

ラーメン豚山 大森店@大森

先日オープンした「ラーメン豚山 大森店」。前訪時、小ラーメンを食べた私ですが、個人的には今後はあまり行かないかなという感じの味でした。

 

しかし、3/26に「汁なし」と「味噌山」(味噌味)が解禁されたとのことで、バイト後に汁なしを食べ、それで通うかどうかを考えようと思い、バイト後に直行しました。

 

 

21:20頃に到着。店内5人待ちでしたが、背後霊方式は定着していました。安心。

食券で「小ラーメン」「汁なし券」「肉かすあぶら」を購入し接続。10分ほど待ってから着席。

「肉かすあぶら」は残念ながら私の直前で切れてしまい、楽しめませんでした。惜しかった・・・

 

そしてコールの時間今回は「全マシアレ」で。

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小ラーメン汁なし(¥880,全マシアレ)

 

着丼。今回の「アレ」は「赤い揚玉」。辛揚げみたいなものかな?

 

では一口。美味いえ、美味い。カエシの醤油がかなりガツンとくる。そこにニンニクとフライドガーリックが加わると・・・もう言わなくてもわかる。

溢れるジャンクさを感じつつ、赤い揚玉も混ぜていく。唐辛子の辛さ。千里眼や鷹の目のような、様々な赤の辛さは感じないものの、更にKARAMIを加えてジャンクさを増している。

 

ブタは今回は当たりが一個、ハズレが一個。端の塊を入れてもらいましたが、パサめな赤身が多く、ちょいと倒すのに一苦労。でももう片方は脂身と赤身のバランスの取れた最高に美味な神ブタ。これは何個でも食べたい。

 

麺もオーション麺がタレ、アブラ、ニンニクをしっかりと絡めて口の中に濃い、体に悪そうな味を運んでくれます。汁なしだと、このくらいの細さがちょうどいい。

 

途中で卵黄を割って味変。尖ったジャンクさが卵に包まれてマイルドに。箸の進むスピードは全く落ちず、どんどんと量が減っていきます。卓上の黒胡椒も追加すれば最強モード。ペースは全く落ちないまま完食。

 

 

 

他店の汁なしよりもスープ分は少なく、デフォで黒胡椒のペッパー感、カエシの醤油感を強く感じて、ちゃんと「汁なし」を食べている感じがしっかりとありました。ジャンク成分も文句なし。今回は赤い揚玉もあったため完成形に近い最高の一杯を味わうことが出来ました。

デフォでも十分美味い汁なし、「アレ」の内容次第では最強の麺が仕上がるかもしれない一杯は、通って食べたい一杯でした。

 

退店時、肉かすあぶらがなくなってしまったことへのお詫びも兼ねて店員さんから声をかけていただいたのですが、どうやら顔を覚えてもらった模様。また、汁なしを食べに行きます。我ながら手のひら返しが凄いですが、本当に美味しかったです。また来ます。

 

 

ごっちゃんした!

肉汁ラーメン 公kimi@新馬場-中豚一本チャレンジ-

春休みに入り、私は卒論の下調べのために図書館に入り浸る日々を送っています。宮下章先生の『海苔の歴史』(1970年,全国海苔問屋協同組合連合会)はじめ関連文献をひたすら読み続けています。

 

一日中図書館にいるので、途中必然的に昼食休憩を取る事になります。新馬場駅近くにある図書館にいる私は、基本的に新馬場駅付近のラーメン屋に行くことになりますが、よく行くのは何度も食べている「肉汁ラーメン 公kimi」です。焼きラーメンだったり、普通のラーメンだったり。

 

 

2月27日、図書館に行くと、新型コロナウィルスによる肺炎の流行により、翌28日から3月31日まで、予約図書の貸出・返却以外の図書館業務を中止する、という貼り紙がありました。『海苔の歴史』は貸出禁止の資料のため、28日以降は読めなくなってしまいます。

 

となると新馬場に来る機会も少なくなってしまいます。なら、最後にクレイジーなメニューを頼んで帰ろうと思い、黄色い看板の店に行ってきました。

 

 

食券機の前に立つと、「ラーメン」「焼きラーメン」「中華そば」と大きく三つの画面が出てきます。今回私が食べた麺は「ラーメン」に属します。そこから食券を買い、席に着きます。

そして待つこと5分ほど、この店で最も有名なメニュー中豚一本」が着丼です。

 

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ラーメン中盛豚一本(¥1600,ニンニクアブラカラメ)



ドドんと横たわる一本の豚。チャーシューを丸々一本切って乗っけた、この店の看板メニュー。見た目からしてエグい…。

今回は全部で13枚のブタが入っていました。おそらくブタだけで400g以上・・・厳しい戦いが予想されます。

 

13:13、食べ始めです。とにかくブタを倒さなきゃいけないので、真っ先にブタにかじりつく。美味い。しっかりと味の染みたブタはとっても柔らかく、スープに浸けると脂身からホロリと崩れてしまいます。スープに付けないとパサ感強めなブタになってしまいますが…。

 

ブタを手始めに3枚食べ、麺に。言うても麺も240gあります。これも早めに倒さないと、スープを吸って重くなってしまいます。

オーション使用の自家製麺。  でも正直味わっている余裕はない。とりあえずはやく啜って伸びる前に食べきらないと。

 

ある程度麺を啜ったら、またブタに。しっかりとスープに浸して齧りつく。この味結構好きなので、開始から10分ほどで半分のブタを片付けていました。これならいけるんじゃね?

 

 

しかし、8枚目のブタのあたりからだんだんペースが落ちてきました。量的な問題もあったのですが、1番キツかったのが「飽き」でした。

好きな味のブタとはいえ、濃い味のぶ厚いチャーシューを何枚も食べていたら、だんだん味に飽きてきます。卓上には白黒胡椒と一味、そしてカエシのボトルが。白胡椒をかけて味変。それでもやはり厳しい。だんだん重くなる腹と、味に飽きた舌との戦いが、この戦いをより厳しいものにします。

麺とヤサイを間に挟み、ラーメンに食らいつきます。ペースは段々落ちていくものの、幸い入った時間がランチタイムの混雑時を過ぎたあたりだったので、後ろのお客さんを気にせず食べることが出来ました。

 

スープに浮いたアブラも私を苦しめました。二郎系を食べる際はたいてい「ニンニクアブラカラメ」コールにするため、今回もそれにしましたが、今回ばかりはキツイ・・・。食べながら、アブラコールをした20分前の自分を恨みました。

 

 

それでも諦めずに食うこと26分、遂に13枚目のブタを食べきり、一本丸々乗ったブタを食べきりました!400gは軽く超えるこのブタを、苦しみながらなんとか完食・・・。

でも、まだこの時点でヤサイがまだ残っていました。しかもアブラをまとったヤサイ。強敵ですが、ブタを倒した私にはこんなもの余裕。難なくぺろり。試合開始28分経過した13:41、ラーメン中盛豚一本、完食です!

 

 

 

 

初めて来たときから気になっていた「豚一本」を、低身長低体重高血圧の陰キャ大学生が28分という時間をかけながら完食しました。本当にきつく、ちゃんと体と心の準備をしておかないと食べきれなかったな・・・というほどの量でした。

二郎系というジャンルに分類されますが、元々のラーメンは意外とあっさりしていて食べやすいので、これを見た豚野郎の諸君は是非挑んでみてください。絶対満腹間違無。完食絶対。是非挑戦。

 

 

ごっちゃんした!!!!

ラーメン豚山 大森店@大森

食った飯を記録する目的で始めたこのブログですが、より簡単に食ったものを記録できるアプリを見つけたため、存在意義がなくなって更新意欲が湧かなくなりました。

でも気が向いたらまた今回のように食べ物について述べようと思ってますので、これからも気が向いたら是非見てください。

 

 

2020年3月23日、大森駅から池上通り沿いを南へ少し歩いたところに新しくラーメン屋ができました。二郎インスパイア店として有名な「ラーメン豚山」の大森店です。

豚山は、町田商店グループなどを展開する「株式会社ギフト」が運営する二郎インスパイアラーメン店で、昨年末から幡ヶ谷、横浜、下高井戸と店舗数を拡大しており、個人的にも気になっていたグループでした。

 

そんな店が地元に出来ると聞き、開店当日、バイト終わりに直行し、豚山の味を感じることにしました。



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 営業時間は11:00~15:00、18:00~22:00で、定休日は月曜日。しかし開店当日の3/23は営業をするとのことでした。

 18:35頃、店前に到着。食券を買い、店内の列に並びます。

 

店内は12席のL字型カウンター席があり、列は背後霊形式で並んでいました。店内待ちはMAX14人。それ以降は店外で、南方向に並んでいきます。

ただ、この背後霊方式、行列のできるラーメン店の少ない大森(麦苗は整理券方式、店外並び)において浸透するかは微妙なもの。実際私が店内にいる間に背後霊は崩壊して券売機前に2,3人並ぶだけになってしまいました。さてどうなるか・・・

 

20分ほどすると席が空いたので着席。席は幅が広めでゆとりがあります。席に着いたタイミングで案内係の店員さんから私の注文内容が厨房に伝えられ、麺が茹で始められるシステムなので、ロット乱しにおびえる心配はなさそうです。

 

そしてコールの瞬間。豚山では、裏コールで「アレ」があり、日替わりの無料トッピングを乗せてもらうことが出来ます。この日の「アレ」は「闇鍋風謎肉MIX」。とても気になったので、乗せることにしました。

ちなみにその日の「アレ」は豚山の公式twitterで確認することが出来ます(@butayamabutako)。

 

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小ラーメン(¥780,ニンニクアブラカラメアレ)

着丼。極めて一般的な二郎インスパイアの見た目です。

ではまずスープを一口。美味い。乳化スープは豚のUmami、生姜感強めな野菜、ちょいとキリッとしたカエシの味が美味。これといった強い特徴はないが、二郎インスパイア感の溢れるスープ。

麺はオーション使用ストレート麺。二郎系の中では細めな方で、これなら着席されてから茹ではじめてもそこまで時間がかからずに提供することができます。

野菜はクタめ。キャベツが結構大きめに切られています。しっかり茹でられているのでキャベツの硬めなところも楽に食べることが出来ます。ニンニクはデフォコールではちょっと多めなイメージ。終盤辛く感じました。

 

豚山といえば何といっても。豚Wにすると8枚もの極厚豚が乗せられますが、今回の私のものはパサブタ。ハズレですね。他の人のレビュー見ると、今んとこブタに関しては高評価が多いので、大ハズレを引いてしまったようです。まあ仕方ない。

 

そして今日の「アレ」こと「闇鍋風謎肉MIX」ですが、スジ煮のようなものでした。濃い味、甘みのあるトロトロ肉が美味。これ有料トッピングだったら買ってますね。美味かったです。

 

卓上には白胡椒、黒胡椒、一味、酢がありました。味変にも困らなさそう。ホワイトペッパーが合いそうな味ですね。

 

 

味を噛みしめながら完食、退店。出る頃には店内3人、店外2人が並んでいました。

 

 

 

 

新規開店初日でとても忙しそうでした。二つ隣の席の人の注文が忘れられていたり、コールミス、列の不統一などもありましたが、初日なのでご愛敬ということで。

しかし、店内での並び方はおそらく背後霊での統一は時間がかかると思われますし、細めとはいえ席に着いてから麺を茹で始めるため回転率は遅めになります。また味も、美味しいですがコレといった強い特徴があるわけでなく、「典型的量産型二郎インスパイア」の範疇を超えないものに感じました。

 

タロー、(野郎)がある大森において新たにガッツリ系として殴り込んできた豚山ですが、私個人としてはあまり積極的には行かないかな・・・といった感じです。

日替わりの「アレ」や汁なしを楽しみに、気が向いたらまた行こうと思います。

 

地元の友人の参考になれば・・・

ラーメン 神田店@神田

今回訪れた店の名前は「ラーメン        神田店」です。とてもシンプルな名前のラーメン屋です。

 

しかし、そのシンプルな名前とは裏腹に、この店の歴史はとても複雑なものです。まず、この店の歴史について簡単に触れ、その後麺のレビューに行きたいと思います。

 

 

 

 

「ラーメン        神田店」が、この店の現在の名称です。気になる方はモヤモヤしてると思いますが、ラーメンと神田店の間には、あえて空白を入れてます。なぜか。

 

この空白には、昔「二郎」の文字が入っていました。

この店は元々「ラーメン二郎 神田店」でした。

 

この店は「有限会社ジローフードシステム」という会社が運営している店で、閉店・脱退した店舗を含めると、「虎ノ門店」「新橋店(旧)」「品川店」「蒲田店」「神田店」の5店舗がありました。しかし、「ラーメン二郎」を冠しているものの、店主は三田本店での修行経験がなく、実際は一般に思い浮かべられる二郎のイメージとは少し違ったラーメンを提供していたらしく、これらの店は「フーズ系」と呼ばれていました。

(現在、「ラーメン二郎」を名乗るためには、三田本店で修行する必要があります。一度でも三田本店の厨房に立たないと、暖簾分けとして出店できないシステムです。)

 

 

2003年3月、「ラーメン二郎」が商標登録されました(それに関するゴタゴタはここでは割愛)。すると、これら「フーズ系」をはじめ、勝手に「二郎」を名乗っていた店が「ラーメン二郎」の看板を使うことが出来なくなりました。

そして「ラーメン二郎」が名乗れなくなったフーズ系二郎は、看板から「二郎」の文字を外した「ラーメン」として営業を続けることになりました。

 

これが「ラーメン      神田店」ができるまでの経緯です。

「フーズ系」のうち、「ラーメン」として今も営業しているのは、神田店、虎ノ門店の二つのみ。新橋店は「ラーメン」となった後閉店。蒲田店はいわゆる「堀切系」に移行して現在は「ラーメン大」として営業、品川店は商標登録前に三田本店で修行してフーズ系を脱退、現在は直系二郎として営業を続けています。

 

一見するとただのパチモンのフーズ系ですが、前述の品川店は現在直系となっていますし、神田神保町店や亀戸店の店主のように、フーズ系出身の二郎店長もいます。現在の二郎の礎にもなっているこの店、どんな麺なのか気になります。

 


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神田駅から南東に進んだ先、小学校裏の路地先に店はあります。看板にはうっすら「二郎」の文字が・・・。

 

店内はカウンター席。引き戸を引き、食券を買って席に着きます。

席に着くと、すぐにトッピングを聞かれます。初見店では必ず「ニンニクアブラカラメ」でコールするので、今回もそれで。

 

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らーめん(¥700,ニンニクアブラカラメ)



着丼。ヤサイの盛りは控えめ。ヤサイコールしてもよかったかな?

 

ではスープを一口。美味い。思ったより二郎。二郎のスープの味がする。化調も感じながら、豚と背脂のUmami、甘みがしっかりとあります。

ニンニクは細かく、スープに溶かして食べると本領発揮。必ず入れて、序盤から溶かして食べるべし。

 

ここの特徴として、アブラコールは背脂チャッチャになること、ブタは薄切りチャーシューであること、麺が細麺であることが挙げられます。普通アブラコールでは、粒の大きめなアブラがヤサイの上からかけられますが、ここでは麺を入れた後にザルと鍋を使って背脂をゴリゴリと潰して入れます。最後までアブラのUmamiを感じることが出来る、二郎系では珍しいスタイル。ブタが薄いのは残念。チャーシュー入り、チャーシューWもあるので次はそっちかな。

 

そしてフーズ系最大の特徴が、細麺。写真ではアブラに隠れていますが、これまで食べた二郎系の中で1番細い麺を使っています(それでも普通のラーメンの中太~太麺くらいはありますが)。次はその麺を一口。美味い。しっかりとオーションが使われており、軽く手揉みされて縮れたところにスープが絡んで小麦と豚の味を感じることが出来ます。これはこれで好きかも。箸が止まりません。

 

 

卓上には白胡椒と一味。辛くしたい方は一味をダバーしちゃってください。このスープにはホワイトペッパーがよく合います。ベストな味変アイテム。

 

 

 

完食、しっかりと机を拭いて退店。愛想のいい店主さんが笑顔で挨拶してくれました。

 

麺は細麺ですが250g弱くらいの量。二郎系としては少ないものの、一般の麺屋の大森くらいはあるので、お腹は十分膨れます。味も二郎に近く、そんなに混まないので二郎に行ってみたいけど食べられるか不安・・・という初心者さんにはちょうどいい感じかも?

 

近くに来たらまた寄ってみたいかなと思えるようなお店でした。今度は虎ノ門かな。

 

 

ごっちゃんした!