BBBB(ベーコンの暴飲暴食ブログ)

Twitterでつぶやいてたことの一部(主に食べ物)の部分をこっちに移行することを目的として始めました。どうぞみなさんお腹を空かせてください。

奥只見遠征@新潟県

    ゼミの新歓巡検が行われる予定でしたが、私の特殊能力により中止となりました。予言通りでした。

 

    仕方ないから課題でもやるかと思っていたところでゼミの同期からドライブのお誘いがあり、半年ほど運転していなかった私はちょうどいい機会なので久しぶりにハンドルを握ることにしました。

    作られたLINEグループに入り行き先を決めることに。どこでもいいやと思い流れに任せて行き先が決まるのを見届けました。決まった行先は

 

奥只見ダム

 

    あまりよく知らない所でしたが、只見線の存在は知っていたのであの辺りだろうと思いました。え?遠くね?住所を調べてみると

 

新潟県魚沼市福島県南会津郡檜枝岐村
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    東京から車で片道3時間半、自動的に翌日の早起きが決定しました。

 

 

    7:00、高田馬場駅に集合。レンタカーを借り、一路新潟へ。関越道に乗り、関東平野を抜けます。雨がだんだん強まり、視界が悪くなる。さらに山に入ると霧がかかり目の前が真っ白に。非常にコンディションが悪い中車は走り、途中休憩、運転手交代を挟んで10:30、奥只見湖に到着しました。


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    雨が降り、霧がかかる中の奥只見はどこか幻想的でした。まずはダムの上を散策。f:id:sosunser:20190630220521j:image

    思ったより水が多くてびっくりしました。本来はもう少し景色がいいのかもしれませんが、まあ雨男なので仕方ない。放水する側も覗いて見ましたが、かなり高い。高いところが苦手な私にとっては少し厳しい場所でした。f:id:sosunser:20190630220701j:image

    ちなみにこのダム、新潟・福島県境にあるのですが、その境は立ち入り禁止区域にあり、福島に渡ることはできませんでした。残念。大雨警報区域からは出られませんでした。

 

    足を竦ませた後は「奥只見電力館」へ。ダムについての展示、奥只見ダムの完成までとそれ以前の姿などが展示されています。ここでの目当てはもちろんf:id:sosunser:20190630220905j:image   

ダムカードです。ダムに行くと貰えるカードで、これを集めるコレクターも数多くいます。初ダムの私、初ダムカードです。

 

 

    展示を見たら、もちろんあれを食べます。ダムに詳しい方ならご存知、「ダムカレー」です。

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流れるダムカレー(¥930)


    「奥只見レストハウス」で提供されている、「流れるダムカレー」です。ご飯をダム堤に、カレーを水に見立てたものです。

    これの特徴は、ご飯の真ん中に隠れているソーセージ。これを抜くと、ダムが放水するような勢いでルーが流れ出ます。面白い。ちっちゃい子とかならおおはしゃぎですね。

 

    肝心のカレーの味ですが、少し辛めのカレーです。様々な具が溶けるほど煮込まれ、辛い中にもしっかりUmamiがあります。

    栓になってたウィンナーもスモーキーで美味。そして唐揚げ。しっかり醤油味がついていて、そしてすんごくジューシー!唐揚げはとても美味しかったです。

 


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    奥只見ダムを後にし、少し南の方にやって来ました。みなかみ市を走っていると、天気が一気に回復。心地よい陽気になりました。最初からこうであればなあ…。

 

    関越道を途中で降り、上越線沿いに北上。向かったのは日本一の「モグラ駅」です。f:id:sosunser:20190630222330j:image

    JR上越線の「土合駅」。谷川岳の玄関口の駅で、大きなリュックを背負った人が何人も電車を待っていました。

   なぜここに来たのか?なぜここが日本一のモグラ駅なのか?それは下り線ホームに向かえばわかります。f:id:sosunser:20190630222639j:image

    改札口から少し歩き、24段階段を降りた先にあるのが、この長い階段です。

    土合駅は、地上に上り線ホーム、地下に下り線ホームがあります。しかし、地下ホームは地上から70.7m深いところにあるため、そこまで階段で向かわなければいけません。エスカレーターやエレベーターはありません。

 

階段のみです。

 

    駅舎から下りホームまでの所要時間の目安は約10分。トイレは地上にしかありません。一つのミスが致命傷になってしまう駅です。

    ここまで来たら往復するしかない。全462段の階段を下り、だんだん気温が下がるのを感じながらホームに着きました。
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     達成感がすごかったです。ホームは元々待避線があったところに新しく作られた形になっていて、現在の線路は元々通過線だったものです。ホームもなかなかに興味深い。

 

    下ったなら、上らなければいけません。ここで私は何を思ったのか、「走って」上ることにしました。ベーコンvs土合駅。結果は如何に。

 

    最初の50段、まだ余裕。150段、まだいける。200段、息が上がってきた。300段、きつい。350段、頑張れお前。375段、そんなんでくたばってどうする。380段、男を見せろ。390段、歩いた。無理……きつい。あと60段でしたが、無念のギブアップ。踊り場で歩き、段差は駆け上がり、なんとかゴール。いやこれ走るもんじゃない。歩いてきた3人もお疲れの様子。土合駅…恐るべし……

 

 

    息を整え汗を拭き、東京に帰ることにしました。途中渋滞に巻き込まれ、急ぎの同期を東松山駅まで送り、18:30に高田馬場へ。移動距離は駅メモ換算で500km。11時間半の長旅が終わりました。

 

 

    物事の〆に麺が食いたくなるのは早稲田生の性。3人で「末廣ラーメン本舗 高田馬場分店」へ。

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ラーメン(並)+やきめしセット(値段忘れました)



    一度ここでも紹介した、新福菜館系の店です。もちろん焼き飯セット

    スープを一口。美味い。濃くないカエシ、そして柔らかな動物のUmami。麺、肉共によし。

    やきめしを一口。あぁ…香ばしいタレの味、いい具合にパラパラなお米…それだけで幸せ。無心で食べ進める。

    隣のダイエット中の同期は特盛食べてました。ダイエットとは()

 

 

    空腹を満たし、帰る前に2時間だけカラオケに。自然とそれぞれが縛りを設け、特定のジャンルの曲を歌うことになってました。私はプロ野球・サッカー応援歌の原曲、ダイエット中の彼はカロリー消費も兼ね洋楽(激しいの多め)、もう一人の寅吉は六大学校歌という縛り内容でした。f:id:sosunser:20190709170636j:image

    やっぱこの曲は盛り上がりますね。鉄板です。

 

 

    そんなこんなで2時間もあっという間に過ぎ、帰路に。高田馬場に集合してから14時間あまりが経過しました。巡検は中止になりましたが、楽しい時間を過ごせました。また機会があればドライブとかもいいですね。