ラーメン雪虎@水道橋
8/22,東京ドームで「BLACK BLACK in TOKYO」がありました。3年前から毎年行われるロッテの東京ドーム主催試合で、今年はBLACK BLACKのイベントゲームとなりました。
初回、先発土肥が4者4失点という最低な立ち上がりを見せ、2回裏にアジャ弾、荻野マーティン角中のタイムリーで追いつき、その後ピンチを作ってギリギリ耐えてチャンスを作って決めきれずに終わる展開。無死二塁エンドレスチャンテ5からの無得点はライトスタンドを絶望の底へと追いやりました。
延長10回表、この回から登板の南が炎上。太田光のスクイズ、島内の3ランで4失点。その裏岡のソロで意地を見せるも5-8で敗戦。5位に転落しました。せめて福浦の引退試合は勝ってほしい…
試合後、足と腕と疲れまくった体はカロリーを求めていました。そういえば水道橋駅西口近くの橋の袂にラーメンの屋台が出てたはず。いつもスルーしてたけどせっかくだし「ラーメン 雪虎」に寄ることにしました。
外観撮ろうとしたらおっちゃんに「撮影NGだよ」と笑いながら言われました。陽気そうなおっちゃん、ごめんなさい。
メニューはラーメンとチャーシューメン、トッピングの玉子とニンニク。とりあえず王道ラーメンをいただきました。
着丼。見た目はいかにもな屋台ラーメン。傾いた机でスープが寄るのも屋台らしくてよき。
ではスープを一口。ん、豚骨だ。暗くてあまりよく見えないところもあったのですが、濁り度高めなちょいクリーミー豚骨スープ。野菜等の甘みはほぼなく、豚骨だけでダシを取っている感じでした。醤油の味はそこまで強くなく、豚骨のUmamiと化調と少しのSiomiが味のベースかな?もうちょっと醤油感があってもいいかなと思いました。
麺は加水高めの細縮れ麺。やっぱ屋台はこれじゃなきゃ。しっかりとスープを絡めて美味。細縮れ麺を一気に啜るこの幸せ、心休まる至福のとき。
具はネギ、海苔、メンマ、チャーシュー、玉子。海苔はスープに浸された状態でした。このスープとの相性はよさげ。メンマがなんか薬っぽい味がしたのが残念。
しかしチャーシューはとても美味しかったです。脂身赤身のバランスGUUD。タレのUmamiと豚のUmamiのバランスもとてもよく、そして手切りなのもあり厚め。これはチャーシューメンにするのもありだったかもしれない。玉子はただのゆで卵でした。
卓上には黒胡椒のみ。暗くて見にくいのでかけすぎには注意。濃厚スープには黒胡椒がよく合います。パンチを足して残り一気にを平らげます。
¥700という値段、味と考えると正直微妙な一杯でした。しかし試合後、酒飲んだ後に寄って食べる屋台の味、下町の趣残る古き良き屋台の味。それを味わえるという付加価値を加味すると、¥700の価値は十分にあると思います。
この景色をいつまでも残しておきたい。そのためにおっちゃん二人はいつまでもお元気で。
ごっちゃんした!