ゼミ合宿最終日の翌朝、私は近江神宮勧学館にいました。大学No.1を決める大会です。団体戦のメンバーではない私は、サポートメンバーとしていろいろ活動しました。しかし前日までの疲れ、買い出しへの奔走もあり途中でエネルギー切れ、人知れずダウンしてしまいました。
私の所属する大学は準々決勝敗退という結果になってしまいました。これ以上自分の実力を高めるのは残念ながらかなり厳しいので、3月の大会、そしてまた来年、出場する選手をサポートして優勝を見届けたいです。
翌日は個人戦。あまり練習もできていない中ではありましたが、せっかくの近江なので全力で楽しんで全力で砕け散りたいと思います。そのために前夜から英気を養います。たまたま大津京駅前に赤い看板を発見。「新福菜館」でした。京都に本店のあるお店の暖簾分け店。麻布の店には2回行ったことありますが、それ以外では初めてです。多少のwkwkと共に入店。
席につくと机上にラミネートされたメニューが。お好みの種類が沢山あってかなり迷う。店員さんに聞きつつ、かためネギ多めもやし入りで。右の二つはよく分からなかったです…しっかり調べてから行かないとな…
着丼。これこれ。この黒さ。これが新福菜館です。
スープを一口。美味い。動物のUmami。麻布よりも動物感が強い気がします。
麺はしっかりと固め。この系統には固めが合う気がします。小麦の風味、しっかり感じます。
たっぷりと乗ったネギ、赤身多めなチャーシュー、文句なし。美味い。
やきめしはパラめで醤油が香ばしく美味い。醤油がしっかりと効いているのが特徴ですね。
途中から入ってきたお客さん、注文すると給水器の横から皿とゆで卵を持って席に戻ります。メニューをよく見ると「ゆでたまご無料」の文字が。なら食べないと。給水機横からゆで卵を持ってきて殻を剥き、まずは塩をかけて一口。うん、美味しい。次にスープに浸して一口。美味い。黄身も固まってる普通のゆで卵ですが、サービスでついてくるのはいいですね。
うまい麺とやきめしが食べられた満足感を胸に京阪大津京駅からホテルに戻りました。明日は個人戦、コンビニでビール買って頑張ろう。
翌日、個人戦の部です。3回生の部の会場にいる同じ大学の人は私だけ。一人でこっそり参戦、一人でこっそり三回戦に進み、一人でこっそり格上に負けました。近江神宮に戻り、参拝をし、知り合いと少し話してから他大の方々と一緒に京都へ向かいました。他大の方々はもう一泊するそうですが、私は帰ります。もう疲れた。
でも折角京都に来たんだ。美味いもん食って帰りたい。二郎は遠いし、新幹線の時間もあるので寄るとしたら第一旭か新福菜館。まあ隣同士だし寄ってみて列の短い方にしよう。
結果、新福菜館に並ぶことにしました。二日連続になりますが、こちらは本店。前日以上のwkwkが高まります。ちなみに閉店ギリギリに並び、ほぼ最後の客でした。
店に入るとキャリーバッグを階段の踊り場に置かせてもらえました。本当にありがとうございます。
先に着いたのはやきめし。まず一口。おお、美味い。しっとりめなやきめし、香ばしく醤油が香ります。細かく刻まれたチャーシューもいい感じに味を加えます。
少し遅れて中華そば着丼。特大にすると生卵が乗るみたいですが、そこまでお腹に余裕がなかったので並で。
では本家のスープを一口。!美味い。動物系のUmamiはもちろんですが、カエシの醤油が強く味わいます。心なしか他よりもスープが黒く見えるような…しかしこの味の濃さ、私とても好みです。
麺はデフォでしたがやわめ。しかしスープを少し吸ってUmamiを含んでいます。ほのかに香る小麦GUUD。
チャーシューはとても美味しかったです。柔らかく、そしてUmamiをたっぷり含んだ上質チャーシュー。これが本家か…
卓上には七味、白胡椒と赤い味噌のようなもの。あとから聞くと辛味噌だそう。少し入れてみるとなるほど辛い。しかし風味が追加されてこれも美味い。本家ならではのいい味変アイテムでした。
非常にアットホームで落ち着いたお店、居心地もすごくいい町中華のような安心感を感じました。店員さん方もとても優しく、これも人気の秘訣なんだろうなと思いました。
ゼミ合宿から出会ったたくさんのUmamiを振り返りつつ、京都駅へ向かい、新幹線に乗り込みました。およそ1週間の長い合宿・遠征でしたが、お金の消費は半端なかったものの、その分たくさんの美味いもんを食べることが出来ました。最後は新福菜館2連締め。とても幸せな一週間でした。
最後は大阪、滋賀、京都のお世話になったお店への感謝を込めて
ごっちゃんした!