私は今年で大学3年生になります。就活を頭に入れなければなりません。
そこで向かったインターンのイベント。片っ端から企業ブースに出向き話を聞き、どんな業界があるのか、どんなインターンがあるのかを調べまくりました。
その結果、7時間何も口に入れずに過ごしてしまいました。イベント後、空腹感に耐えられず、17時半という時間に昼飯を食べることにしました。折角なら宿題店がいい。ということで大井町、東小路にある名店「永楽」に行ってきました。
東小路を東に進むと、狭い道の途中にいかにも昭和な中華料理店があります。時間が時間だったのでスムーズに入店できました。着席と同時に注文。ある時間までは注文できるメニューが限られてるみたいですね。
着丼。スープが黒い。焦がしネギ油が入ったスープが特徴の一杯です。手前の茶色いのは味玉です。
では一口。ん、美味い。鶏ガラダシのスープで、Umami、カエシの味が続いてやってきて最後に焦がしネギの香ばしい風味が香る。どこか化調の味もする。あぁ……よい。昔ながらの純粋で素朴な味。色は濃いですが味は濃くない。少し醤油が強めですが、気にならない程度。これもまたよい。
麺はやわめな平打ち麺。つるっとすすれる。普通の中華そばを平麺でいただくのは久しぶりでした。これもまたいいですね。
具はもやし、チャーシュー、味玉。大きめなチャーシューはあまりタレの味はしないものの、豚のUmamiを感じる。味玉はよーく浸かった固ゆで玉子。うまい。モヤシはシャキッとして私好み。おいしいなあ…
最後卓上の胡椒をぶち込んで優勝。こういう素朴なラーメン好きです。うまかったなあ…
退店前、修行中の兄ちゃんがチャーハン作る練習をしていました。作り終わって主人に食べてもらうと、「これじゃダメだよ!素手で触れちゃうじゃん!火にかけ足りないんだよ!これじゃ出せない!」と厳しいお言葉。しかし「味はいいよ。うん、美味しい。だからあと火にかける時間だけ」と。こうやって味が受け継がれていくんですね。頑張れ兄ちゃん。そして就活失敗したら弟子にしてください。
ごっちゃんした!