祖父の七回忌の法要のため、土日を使って山形県米沢市の親戚の家に行ってきました。そのため、草野球の練習、試合、サークルのアフター、高校の野球部のOB会と出席できませんでした。ここで報告させていただきます。
土曜日、始発で最寄りから東京駅に向かい、始発のつばさで米沢へ。2時間ほどかけて米沢駅に着きました。
なんか、例年より雪が少なかったです。いつもなら歩道は雪で覆われているくらいですが、今年は暖かかったからか、歩道にも車道にも雪が全然なく、一ヶ月季節が進んでいるかのようでした。
叔父に家まで送ってもらい、法要を済ませ、会食で親戚にいじられまくって飲まされ、帰って寝て一日が終わりました。
翌日、昼前の新幹線で帰る予定だったため、それまで時間を潰すことになりました。そこで食いたいもんを食って帰ろうと思い、いろんな所に寄りました。
まず寄ったのはあじまんヤマザワ堀川町店。秋から春の間、スーパーなどの駐車場の空いたスペースで営業しているあじまん。一個105円という安さから、買い物ついでにおやつとして買われる山形の冬の隠れた名物です。ちなみに結構広く展開しているみたいで、東北6県、新潟、関東(神奈川を除く)、福岡、佐賀に店舗があるようです。
今回買ったのは、2月の山形県土日祝限定発売商品、「きなこもちあじまん」です。薄くて少しパリッとした生地の下には、もちもちしたもちが。そしてその中には甘いきなこあん。元々あじまんは普通の今川焼き(大判焼き)より生地がもちっとしているのが特徴だと思っていましたが、これはもちが入っているため生地は薄くパリッとしていてちょっと面白い。そして安い!一個¥105!これでも値上げはしている(確か前は普通ので¥90かだった気がする…)のですが、ちょっと買うのにはちょうどいい価格。山形に行ったら必ず食べる、美味しいおやつです。
帰ってきて次に向かったのは上杉神社。上杉謙信、上杉鷹山を祀った神社です。去年、上杉杯に出られなくてここにお参りしに来たとき、かわいい巫女さんに「かるた頑張ってくださいね!」って言われて「来年絶対出て成績残してやる」と強く思ったのを思い出しました。
ここは昔米沢城があったところ。米沢市の一大観光スポットでもあるため、お店もたくさんあります。そこでまず目に入ったものを買いました。
玉こんにゃく、通称玉こん。山形県の郷土料理です。白いこんにゃくを丸めて棒に刺し、醤油などで作ったタレで煮込んだものです。アツアツの玉こんをかじる。プルプルしたこんにゃくの食感を楽しみ、よく染みたタレのUmamiを感じる。これが好きなんです。
玉こんを食べ終わり、神社に参拝し、おみくじで大吉を引き、お土産屋が入る上杉城史苑に向かいました。そこの入り口にある屋台で、また一つ買ってしまいました。
米沢牛コロッケ。その名の通り、米沢牛の肉が入ったコロッケです。思ったより肉感があり、すごくって程でもないですが肉のUmamiを感じました。
新幹線の時間が迫ってきたので、米沢駅へ移動。なんか小さい頃からこの駅舎見ていますが、The駅舎って感じがして好きなんですよね。
駅に入る前に駅前の新杵屋でお弁当を購入。これを食わなきゃ帰れないってものを買って新幹線に乗り込みます。
駅弁の王者、牛肉どまんなか。ただ、一つ思う。高い。昔は¥1000で買えました。それが¥1100となり、高くなったなと思ったらまた値上げ。うーん…
まあ、美味しいから買いますが。甘塩っぱい秘伝のタレで煮込まれた米沢牛、ふっくらとしたどまんなか。最高のバランスです。タレの濃い味のUmamiと肉のUmamiが最高。すき焼きっぽい味を目指したとなんかで聞いたことある気がします。
しおとかみそとかいろんな味が出ましたが、やっぱこの味が一番。小さい頃から大好きな、思い入れの深い駅弁です。
2時間ほど新幹線に揺られ東京駅へ。そこから横須賀線で最寄りへ。
次に来るのは4月の上杉杯。祖父の前でいい結果を残したいです。そのために…また頑張ります。
また今回もいろいろ食べました。ごっちゃんした!