BBBB(ベーコンの暴飲暴食ブログ)

Twitterでつぶやいてたことの一部(主に食べ物)の部分をこっちに移行することを目的として始めました。どうぞみなさんお腹を空かせてください。

焼きひやむぎ@自宅

    少し間隔が空いてしまいましたが、その間にもいろいろ食べてました。高級レストランで祖父母からガチ説教された話も書けたらなと思ってます。食ったものの半分くらいはほぼ記録済なので、どこかのタイミングでまとめてUPしたいと思います。

 

 

    今日は昼飯がなかったため、作ることになりました。家にあるものを調べると、ちょうど1人前分ひやむぎが残っていました。そのまま食うのもあれなので、焼きうどんの容量で炒めて食うことにしました。

 

    材料はひやむぎ一人前、キャベツ適当、もやし適当、豚バラスライス2枚、オイスターソース適当、サラダ油適当、ごま油適当、醤油大さじ1くらい、塩コショウ適当。自分の直感を信じろ。

 

    まずはひやむぎを茹でておきます。表示時間-1分であげ、冷水で締めます。

    次に温めたフライパンにサラダ油を注ぎ、豚肉を炒めます。ある程度火が通ったら塩コショウで軽く味をつけてからオイスターソースをぶち込み、豚肉に味を足します。その後麺を入れてごま油を軽く回し入れ、野菜、醤油を加えてかき混ぜて完成。麺を入れたあと少し放置して麺に焼き目を付けてもいいかもと参考にした動画では言ってました。


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    では一口。美味い。まんま焼きうどんの味。ごま油の香りがまたいい。醤油の香ばしさは控えめではあったものの、Umamiはしっかりと感じます。麺の固さも問題なし。

 

    ただ問題点を挙げると、キャベツの芯を多めに使ってしまったため、火が全然通ってなかった点、砂糖と酒を入れなかったため味が単純になってしまった(美味かったけど)点がありました。砂糖と酒は普通に入れ忘れただけでしたが、入れたらもう少し美味しくはなったかなと思います。

    でもこれだけでもそこそこ美味いので、ひやむぎがまだ家に残っている方は是非作ってみてください。

麺屋 味方@新橋~まかないサンド~

    ある月曜日、5限が休講になり、空いた時間を有意義に使うエネルギーの補給のため、3限後に麺を食おうと新橋へ向かいました。

 

 

    麺屋味方と言えば二郎系を愛する方には言わずと知れた有名店。かつてあったラーメン二郎新橋店の主人が独立して作ったこのお店は、スープ、そして極厚ブタで一躍人気店となりました。

 

    そんな店に期待をふくらませながら店の前に立つと、「本日ラーメンありません」の貼り紙が。え?急いで調べてみると、たまたまこの日は朝限定メニュー「まかないサンド」を終日販売するイベントデーだったようです。麺目当てだったので残念。

    しかしこれは逆にチャンス。いつも朝にしか販売していないものを食べることが出来る。財布を取りだし、食券を買って待機。持ち帰りもできましたが、食べる場所がなさそうなのでお店の中でいただきました。


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    卓上には粒マスタードハラペーニョハバネロとラーメン店らしくないアイテムが。今回のイベントに合わせた仕様ですね。


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    着皿。「まかないサンド」とは、ラーメンで使われるブタをマフィンで挟んだものです。バンズより厚い… 二郎系のお店らしくかなり豪快な盛り付け。有料トッピングでチーズをつけてみましたが、無料トッピングでオニオンスライスをつけることができたようです。頼めばよかった…

 

    さあ一口。痛い。挟まれているブタがぶ厚いために大きく口を開けなければならず、顎が…外れそうになりました。

    気を取り直して一口。美味い。ブタはかなりトロトロ、そしてジューシー。噛むと肉はホロッと崩れ、そして中からはジュワッと肉汁とタレが溢れてきます。もちろんUmamiもたっぷり。これは人気が出るブタだわ。

 

    そのタレも美味。しっかりとブタに染みたタレは甘め。醤油感もありながら、しかしみりんが効いて柔らかく尖りを抑える。そしてこのタレ、マヨソースとの相性抜群。濃ゆいタレをマヨソースがさっぱりさせて食べやすくなっている。

 

 バンズはトーストされたマフィン。麺とは違った小麦の香り…。これもまたよきかな。

    ヤサイ分はレタス。大きめのものが折りたたまれていますが、とてもシャキシャキで美味。思ったよりもみずみずしかったです。

 

 

    卓上には、一枚目の写真のアイテムの他にブラックペッパー、台の上にはケチャップとマスタード、ホットドッグレリッシュ。どれも合いそうでしたが試せず。無念。でもハラペーニョやタバスコは間違いなく合う。次回があればチャレンジしたいところですね。

 

 

 

    大満足で完食。100円でホットコーヒーも付けられました。安い。

    今回はイベントで終日まかないサンドだけでしたが、普段は平日朝7:00~9:00限定で食べることができます。今度は朝早めに来て食べてみようかな。みなさんも是非。

 

 

    ごっちゃんした!

熊王@国領

    台風19号が去り、翌日は台風一過で暑くなったものの、そこからは一気に秋の装いに。夜は一気に冷え込む日が増えてきました。

 

    寒くなると温かいものが食べたくなります。とりわけ味噌ラーメン欲が高まります。そこでバッセンのおっちゃんと向かったのは、国領にある「熊王」。

 

 

    ラーメンWalker2020のp60にも載っている、国領で50年近くやっている老舗。昔ながらの王道ラーメンながらとても美味しいと評判で、昔から行列が出来る店として有名です。

 メニューはしょうゆ、しお、みその3種類。大盛りは¥150、様々なトッピングもありますが、チャーシューが1枚単位(1枚¥100)で増やせるのはいいサービスですね。

 

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みそ大盛り(¥850)+チャーシュー2枚(¥200)

 着丼。並盛だとみそが¥700、しょうゆが¥650。お手軽価格なのもいいですね。

…映え?そんなのより味が大事。

 一つ驚くのはチャーシューのでかさ。大盛りの器も洗面器と呼んでいいくらいの大きなものなんですが、それの1/4を占めようかという大きなチャーシュー。みそにはデフォで入っていないので、増して良かったなと思いました。

 

 

 さあ、スープを一口。美味い。動物系ダシを感じます。あまり味噌ラーメンでしっかりとダシを感じたことはないのですが、ここではしっかりと感じることができました。鶏と豚骨のスープのようです。私は鶏しか感じられなかった…結構化調がしっかり効いているので、好かない人は好かないかな…?でも昔ながらのラーメンは化調が効いててなんぼと思うところがあるので、特になんとも思いません。

 味噌は自家製だそうです。ラーメンWalkerによると、11種の素材で作られているようで、50年前に店主が開発したものだそうです(KADOKAWA,2019,p60)。とても濃厚というわけではないですが、コクがあり、しかしスルッと飲めてしまう美味しいスープ。Umamiも十分、最後に回し入れられたラー油の風味、辛味も効いてて美味いです。

 

 

 麺は味噌ラーメンにしては珍しい細ストレート麺。しかもやわめ。しょうゆと同じ麺のようです。果たして合うのかと思っていましたが、これがよく合います。ぐにゅっとした食感とキレのある味噌スープの相性がとてもいい。個人的にはもう少し固めのがもっと楽しめたかなという感じでしたが、デフォでも十分美味い。

 

 

 具は炒められたモヤシ、タマネギ、キクラゲ。甘みが出てていい感じ。

 そして増したチャーシュー。パサ目、味付けも昔ながらの少し醤油味のするものでした。しかしこのサイズ。夢がある。スープに浸してあたためてから食べましたが、パサ度等を考えても、この大きな肉塊に喰らいつく、という喜び、肉、そして脂身のUmamiが合わさると幸せという感情しか出てきません。男の子なら、幼い頃家族で町の中華屋さんでラーメンを頼んでチャーシューを食べてチャーシュー大好きっ子になった過去を誰しも持っているはず。その童心に返ることが出来る、そんなチャーシューです。¥200でこの大きさ。増すしかない。

 

 卓上には、白胡椒、七味、ラー油、酢がありましたが、使わず完食。昔懐かしい、とても美味しいみそラーメンでした。

 みそが人気の高いメニューですが、しょうゆの評価もかなり高いので、次回はそれを食べてみたいです。近いうち、またおっちゃんに提言してみます。

 

 

 ごっちゃんした!

 

 

 

 

 

 

【雑談】

 ラーメンを食べているとき、隣に女の人が座りました。黒髪清楚、という言葉のまんまな感じの人で、しかもかわいい感じの人でした。最初は「かわいい人だなあ」としか思っていませんでした。

 熊王、「しょうゆ」を頼むとニンニクの有無を聞かれます。このニンニク、しょうゆを食べるに当たって結構いい味出すようなのですが、やはりスメル的な所を考えると控えるお客さんもちらほら。

 しかし隣のお姉さん、「ニンニク入れますか?」に「お願いします」と即答。おお、やるやん。

 

 そしてお姉さんのラーメンが着丼有料トッピングでメンマを加えていました。丁寧に「いただきます」とお辞儀をしてからラーメンをすする―その動作が美しかった。

 箸で麺をリフトし、息で少し冷ましてから左手で髪がかからないようにかき上げ、そして麺をひと思いにすする。この一連の動作が、私からしてとても美しく見えました。まるで一目惚れのように、胸がドキッとしました。

 なんのこっちゃと思う人がいるかもしれません。何夜それ気持ち悪とか思う人もいると思います。でも、お行儀のいい人っていいイメージを持ちませんか?とってもお行儀のいい綺麗なお姉さんが隣でラーメンを食べている。洗練された動きで麺をすすっている。その光景に一種の感動のような物を覚えました。

 

 とっても美しくラーメンを食べるその人のことが気になりましたが、一番に考えるべきは目の前の麺を食べること。Umamiを感じること。人生を感じること。途中から目の前の麺にのみ集中してお姉さんのことを考えることは退店までなかったのですが、あの動作の美しさはたぶんしばらくは忘れません。そんな小さな感動を覚えた午後10時過ぎでした。

 

[ 参考文献]

KADOKAWA,2019『ラーメンWalker 東京2020

鯛塩らーめん 狛龍@大森

    4限の授業中、職員からの「なるはやで来てくれ」という連絡。授業が終わると共にダッシュで教室を出てバ先へ向かうと、年上の後輩がバイトをブッチしてしまったそうだ。

    本来二人で回す業務を一人で回し、こういう日に限って対応できない科目の質問が来たり、生徒がいつも以上に雑談に積極的になったりでフロアは混乱。時間ギリギリに最後のタスクを終わらせて無事終了。もうワンオペは嫌だ…

 

 

    頑張った自分へのご褒美に麺を食らうことにしましたが、いつもご褒美にしている大森のインスパは前の日に行ってしまったので、今日は別のところへ。以前開店当日に凸った「狛龍」。

 

sosunser.hateblo.jp

 

 

 

 

    開店当初の様子は過去に記録として残してありますが、そこから何度も変化を繰り返している模様。醤油がなくなったり、一時期濃厚がなくなったり。種類の変化、味の変化を確かめることも兼ねての再訪。ご褒美ということでサイドメニューの「鯛めし」も頼んでみました。果たしてどんな味なのか。

 

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鯛塩らーめん(¥780,大盛無料)

 

    着丼。大盛り無料は嬉しいですね。

    ではスープを一口。ん?前より鯛感が薄い。僅かに鯛が香るも、直後に鶏のUmamiとSiomiに消されてしまう。うーん。美味しいんですが、鯛があまり感じられなくなってしまっているのは残念。

 

 

 麺は三河製麺の細麺。少し固めに茹でられた麺は、小麦の香る美味しい麺。Siomi、鯛のUmami、小麦の香りが三位一体となって口の中で素晴らしい調和を生み出してくれる…のであればよかったです。もう少し鯛をしっかり感じられれば本当に美味しくなっていたと思うのですが…

 

 

 具にも変化が。カイワレがなくなり、ゆずの皮の数も減少。ネギの種類も変わり、後述しますがチャーシューにも変化が。結構変わってますね。ゆず皮が減ってゆずの香りと塩スープの調和をあまり感じられなくなってしまったのは残念ですが、その分スープ本来のUmamiを感じることが出来ます。

 

 以前からあった鯛のほぐし身は、今回も健在。ここの周りは強い鯛の風味がするので、この周辺のスープをかき混ぜたら良かったのかなあなんて思いました。そのまま食べてもしっかりと鯛のUmamiを感じられます。美味。

 

 

 個人的にかなり驚いたチャーシューの変化。以前は味付け控えめで、スープを引き立たせるようなチャーシューでしたが、今回は結構味がしっかり付いていました。Siomiの効いたチャーシュー、赤身なのは変わりませんが、味が付いてこれだけでもかなり美味しく感じるチャーシューでした。

 

 

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鯛めし(¥300)

 サイドで頼んだ鯛めし。鯛のほぐし身を入れた炊き込みご飯です。では一口。…うん、あまり鯛の味はしないですね。炊き込みご飯を食べている感覚です。上に乗せられた三つ葉の香りが強く、鯛の香りを感じようとしてもあまりできませんでした。

 なんだ、300円払う意味なかったなと、最初は思っていました。しかし、この鯛めしが真の力を見せるのは、麺を食べ終わった後でした。

 

 

 

 卓上調味料が置いてある隣に、サイドメニューの一覧があり、ご飯ものもそこに写真付きで書かれていました。よーくそこを見てみると、「残ったスープをかければ鯛茶漬けに」の文字が。これはやる価値あり。残ったスープを鯛めしにかけて食べてみます。

 

 美味い。炊き込みご飯のダシ、鯛のUmamiが引き立って美味くなっている。三つ葉も程よいアクセントとなり、固くなっていた鯛の身からUmamiがじわじわと出てきた。これは美味い。量が少ないのが惜しいくらいでした。

 こんなに美味しくなるなら300円払いたくなると手のひらを返しつつ、完食、完飲。鯛茶漬け、非常に美味しゅうございました。

 

 

 麺の方はグレードダウン感が否めなく、残念でしたが、最後の〆はとても美味しかったです。24時までの営業ということで、飲みの〆にも最適。たまにの贅沢でまた来たいですね。

 

 

 ごっちゃんした!

波風タテヲ@西早稲田

    理工キャン近くの「賀丸屋」が店名もスタイルも一新したという話を聞いたのは今年の1月。二郎インスパイアかと見違う見た目ですが、中身は違うということでかなり気になっていました。

 

    そして一ヶ月半(合宿を除けば二ヶ月半)ぶりの練習の帰り、寄ってみることにしました。

 

 

    「波風タテヲ」。インパクトのある面白い名前です。

    ここのメニューは「濃厚タンメン」。オススメの濃厚味噌タンメン、辛い麻婆タンメン、第三のメニュー濃厚醤油タンメン、あとつけ麺もありました。

 

    体が求めるのはカロリー、ジャンク。背脂増しの食券を買い、モヤシニンニクを両方増し、着丼を待つ。
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    着丼。見た目からしてヤバい。カロリーのカタマリ。器からはスープと背脂が溢れ、その上の具も高く盛られている。

    ではスープを一口。うぉぉ…すごい。最初は味噌の優しい味がしますが、その直後、ガツンとくるニンニクの味。そして背脂のUmami。なんだこれは。普通に食べれば美味い。それは一口目の最初の一瞬で感じた。しかしそのUmamiを感じさせまいと襲いかかるニンニク。そしてカロリーを感じさせる背脂。Junk of Junk.体にいい気はしないが、それがいい。

 

 背脂以外のトッピングはニンニク、モヤシ、タマネギ、揚げチャー。タマネギが入っているのは個人的に嬉しい。

 

 チャーシューは食券を買うときに2種類から選べます。一つはバラチャー。豚バラ肉を使った一般的なものです(それでも大きそうですが)。そしてもう一つが揚げチャー。豚トロ肉をカラッと揚げたもので、ただでさえ脂身な肉が更にジューシーになっています。醤油タレの味がしっかり付いていて美味しいです。ただ、重い。

 

 

 モヤシは炒められています。しっとりしんなりしています。それもまた重い。重さでなかなか箸が進まなくなっていく。でも頼んだからには食い切らねば。死ぬ気で口に運びます。

 

 卓上には酢、トウガラシ(激辛の表示)、黒胡椒。辛いのは苦手だし黒胡椒をぶっかけて味変。ジャンクさが更に増していく。なぜここで酢をかけてアブラの重みを軽減しようとしなかったのかは謎のままです。

 

 

 

 時間がかなりかかりましたが、無事完食。初めてなら控えめに行くべきでした…

 

 しかし、かなりのジャンクさ。自分で進んでジャンクにしたので元々の味はあまり感じられなかったのが残念でした。ただ、揚げチャーは美味しかったです。

 これまでにない新しい麺、是非試してみてください。

 

 

 ごっちゃんした!

ラーメン二郎三田本店@田町・三田~ベーコン史に残るちょっとした大事件~

    麺を求めた私は、Twitterのアンケートの結果の通り、黄色い看板のラーメン屋でラーメンを食うべく、三田本店に並んでいました。雨の降る中、CSの経過を気にしながら、店の前に漂う香りを楽しみつつ、自販機前に並ぶのを待っていました。

 

    自販機の前まで移動し、青のプレートの食券を買い、列に戻る。大きさを聞かれ、少なめと答える。しかし、助手さんが聞き間違えて「固め」で通ってしまいました。訂正しようとしましたが次の人のコールにかき消されて伝わりませんでした。仕方ない。

 

    

    着席。前の人が残したコップを上げ、机をしっかりと拭いて着丼を待つ。深呼吸。二郎を食べることが出来る喜びに感謝するのだ。期待を高め、神経を集中させ、コールの時を待つ。

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ラーメン(¥600,ニンニクアブラカラメ,麺固め)


    着丼。やはり固めで通っていたようです。固い麺は嫌いじゃない。いただきます。

 

    オーションで作られた平打ちの超低下水麺を丼の底から引っ張り出す。縮れた麺に非乳化のスープがたっぷり絡み、箸にズシッとした重みを加える。汁はねを気にせず一気にすする。美味い

 過去3回三田二郎を食べたことがありますが、今日がダントツで好みドンズバ。醤油味の濃いラーメンが好きな私にとって、今日のカラメは結構グッとくる辛さ。しっかりと醤油が効いていて。非乳化なスープもUmamiたっぷりで美味。

 ちょいクタなヤサイは甘みがあって美味。キャベツが多いからか三田のヤサイは甘く感じるんですよね。それもまたいい。

 

 ブタが今日はかなり良かった。神豚。両方ともタレの味がしっかり染みていて、片方は脂身と赤身のバランスが程よいもの。もう一つは脂身が多めな特大トロ豚。過去最高の神豚に当たりました。Umamiも文句なし。最高のブタをありがとうございます…!

 

 これまでで最も好みにドンピシャな味だったので、もう夢中で食べ進めます。何も考えず、ただ幸せだけを感じつつ、途中味変でホワイトペッパーを入れて食べ進める。

 

 

 

 

 

 気づいたらもう丼の中身がスープだけでした。最後に一口スープを飲んで帰ろう。ブタ、野菜、グル…いろんなUmamiが溶け込んだ、キリッとしたカエシの効いたスープ。

もっと飲んでいたいけど、そろそろ退店しないと。丼とコップを上に上げ、台ふきで綺麗に卓を拭いて店を出る。ロット内一番目に席を立つ。

 

    …え?ロット内一番目?非常に食べるのが遅い私は、ロット遵守が絶対の直系二郎ではいつもロット最下位で退店しています。集中力を高め、速く食べようと懸命に努力しても、ロットブービーがいいところでした。

    そんな私が、ロットトップ?ありえない。何かの間違いだと思いましたが、間違いのない現実でした。

 

    冷静に考えれば、固めにしたのでその分早く食べ始めていたとか考えられますが、でもデフォ量でロットトップという事実は変わらない。ちょっとしたことですが、少食小柄な私からしたら快挙。ちょっとした幸せと、過去一美味かった麺を食べることが出来た喜びを感じながら、雨の三田を歩いて帰るのでした。

 

 

    ごっちゃんした!

炒飯@自宅

    ある月の綺麗な夜、私はまた自炊をすることになりました。麺を食べに行こうとしたものの、急に麺の気分ではなくなってしまったためです。家にあるのは冷蔵庫で冷やされた米、卵、ニンニク、冷凍の豚肉。お、炒飯作れんじゃん。遂にパスタ以外の、しかも何度の高い炒飯に挑むことになりました。

 

 

    ネギが欲しかったので、冷凍豚肉を解凍、冷ご飯を常温に温めてる間にスーパーでネギを買ってきて、準備をします。

    材料は冷ご飯1人前、卵2個(といておく)、豚肉適当、ニンニク一片、小ネギ3本、塩コショウ適当、醤油適当、料理酒少し。準備が出来たら、手元に全て置いて火をつけます。

 

 

    フライパンに火をつけ、温まるまで少し加熱します。YouTubeで中国のおっちゃんが「鍋は熱く、油はぬるく」と言っていたので、それに倣って熱々のフライパンと常温の油で炒め始められるようにします。

 

    少し多めに油を入れ、全体になじませたらここから勝負。卵を一気に流し入れ、少しかき混ぜたらご飯投入。お玉の底で押しつぶすようにしてご飯の水分を飛ばします。卵がフライパンにこびりつかないよう時折混ぜますが、まずは水分を飛ばすことを優先。どんどん潰します。

    いい感じのところで豚肉とニンニク投入。ここからは米の水分を飛ばすだけでなく、豚肉に火を通すことも考えなければいけません。それがめんどい方はチャーシューを使ってください。そっちの方が楽だし美味しいです。

    そしてネギを投入。この先はもう水分を飛ばしダマを作らぬよう必死に炒めます。しかしなかなか水分が飛ばない。既に5分近く炒めているにも関わらずまだダマができてしまう。米にも卵にも焦げが付き始めたので仕方なく味付けに入る。

 

    まずは塩コショウ。少し多めくらいがちょうどいいかな?混ぜ終わったら鍋肌に醤油をダバー。入れすぎました。器に必要分入れといて、そこからお玉ですくって入れた方が安全です。入ってしまったものは仕方ないので、醤油の水分が飛ぶまでしっかり混ぜる。そして最後に料理酒を少しだけ入れ、混ぜて出来上がり。初めての炒飯、果たして。

 


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    お玉で綺麗に丸く盛り付けようとして失敗しました。

 

    この見た目、お世辞にも美味そうには見えない。The家チャーハンな見た目、いや、家チャーハンだとしてもそこまで美味そうには見えない。

 

    いや、肝心なのは味だ。味がよかったらそれでいい。では一口。……美味しくない。Umamiがない。味は付いてる。もう少し塩コショウが効いててもいいかなってくらいでした。醤油もいい感じに効いてる。ちょい多めだと醤油の味が効いたいい感じの炒飯になりそうです。

    ただ、塩味は付いててもUmamiが感じられない。そういえばレシピとか動画を見ると味の素や味覇でUmamiを足していました。それが足りなかったのかな?豚肉のあたりは美味しく感じたので、Umami不足が間違いなく美味しくない原因でした。

 

    また、ニンニクは入れなくてもよかったです。ニンニクチャーハンなのか、普通のちょっと醤油の効いたチャーハンなのか趣旨がよくわからなくなってしまいました。入れるにしても半片もしくは1/3片がいいと思います。

 

 

 

    全体的に出来のよくない一杯でした。また色々と勉強・研究してよりよいものを作れるように頑張りたいです。