BBBB(ベーコンの暴飲暴食ブログ)

Twitterでつぶやいてたことの一部(主に食べ物)の部分をこっちに移行することを目的として始めました。どうぞみなさんお腹を空かせてください。

球場跡地と麺②-川崎球場-

 第二回目は、私が最もよく通っている球場跡地で、跡地利用としてもとても合理的であると考えられる場所です。球場閉鎖後の状況は以前ここでも紹介しているので、詳しいことはあまり書きません。

 

 

2.川崎球場 -高橋ユニオンズ大洋ホエールズロッテオリオンズ-


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 「閑古鳥の鳴く球場」として有名だった「川崎球場」。元々人気のなかったパ・リーグの弱小球団が本拠地としていたため、ガラガラのスタンドで麻雀や流しそうめんが行われる様子が普通でした。

 

 

 元々は社会人向けの球場でしたが、1954年に高橋ユニオンズが本拠地として使用を始め、翌1955年からは大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)も川崎球場を本拠地としました。大洋が本拠地としている間、川崎球場では王貞治が「一本足打法」を披露したり、阪神佐野仙好が外野フェンスに激突して頭蓋骨を骨折、日本の球場におけるラバーフェンス設置のきっかけになるなど、大きな事件もありましたが、球史に残る出来事は、1978年大洋の横浜移転後に川崎を本拠地とした、ロッテオリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)の時代に多く起こりました。

 

 

 この頃の川崎球場は老朽化が進み、古くて狭い球場で行われるパ・リーグ弱小球団の試合に関心を持つ人は少なくなりました。駅前や銭湯で無料券を配っても入場者は増えず、この頃から「閑古鳥の鳴く球場」となりました。そんな球場でも、1980年に張本勲が日本初の通算3000本安打本塁打で達成、1985年に落合が三冠王達成するなど、偉大な記録達成の舞台となりました。

 そして1988年、「10.19」として語り継がれる伝説のダブルヘッダー川崎球場で行われ、閑古鳥の鳴く球場が伝説の舞台となりました。

 

 

 10.19をきっかけに川崎球場は改修を重ねましたが、それでも隠せない老朽化と、異常に少ない観客動員を理由に1991年を最後にロッテは千葉へ移転、2000年に球場は閉鎖されました。

 ちなみに1991年、ロッテは「テレビじゃ見れない川崎球場。」というキャッチコピーを掲げ、球団史上初の観客動員100万人を達成しました。初芝清の応援歌にも歌われたロッテの悲願が達成されたものの、翌年に移転してしまうというのに悲しさを感じます。

 

 

 

 そんな川崎球場跡は、現在どうなっているか。以下の記事に答えが書いてあります。

 

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 記事の一番最後に書かれているように、川崎球場跡は現在「富士通スタジアム川崎」として使用されています。アメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」の本拠地として、主にアメリカンフットボールの試合に利用されています。

 試合のある日には出店も並び、日本のアメフトファンでとても盛り上がっています。

 

 

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 見た目は全く別の球場になってしまいましたが、スタジアム内には、フェンスの一部など川崎球場時代の遺構が残っており、かつての面影を感じさせます。

 またスタジアム外には川崎球場時代の備品や記念品を展示する施設もあり、張本の3000本安打記念品などの貴重な資料を見ることが出来ます。

 

 

 富士通スタジアム川崎では、毎年「川崎球場の歴史を振り返るイベント」を実施し、川崎球場時代の歴史を後世に語り継ごうとしています。球界の歴史に名を刻んだ球場は、使用されなくなった後も「川崎球場」として生き続けています。

 

 

 

 

 今回紹介する麺は私は、あまり好んで食べるタイプではないものの、結構本格的でおいしいと言われているお店です。

 京急川崎駅近くにある「麻婆まぜそば 麻ぜろう」では、その名の通り麻婆豆腐を麺にかけた「麻婆まぜそば」が食べられます。

 

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麻婆まぜそば(¥850),ライス無料

 

 スパイスのよく効いた麻婆豆腐はほどよくしびれる辛さで、本格的な味わい。ムチッとした特注平打ち麺に麻婆豆腐がよく絡み、UmamiとKaramiを同時に味わえます。
 ライスは無料でつけることができ、余った麻婆豆腐を上にかけて丼として〆ることもできます。この旨辛さ、ビールが欲しくなるかもしれません。

 

    私は辛いものがとても苦手ですが、そんな人でも温玉を割ってマイルドにしながら食べると美味しく味わえます。

 

 

    辛いものジャンキーからも一定の評価を得ている麺屋です。麺好きも、四川麻婆豆腐が好きな人も、近くに来たら寄ってみてください。

球場跡地と麺① -平和台球場-

 友人と話している際、球場跡地の土地利用についての話題になりました。今から半世紀ほど前の日本には、今よりも多くのプロ野球球団があり、本拠地球場も今とは違う場所にいくつも存在していました。そのうち球団は合併、消滅を繰り返し、使われなくなった本拠地球場は取り壊されることとなりましたが、球場のその後について考えたことはあまりなかったことに気づきました。

 

 スマホのカメラロールを見てみると、かつて野球場があった場所に足を運んでいたことがありました。勉強の気分転換に、少し球場跡地について見てみたいと思います。ついでに近くの麺屋も紹介します。

 

 

1.平和台球場 -西鉄ライオンズ福岡ダイエーホークス-
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 福岡県福岡市、舞鶴公園の一角にあった野球場が「平和台球場」。福岡城のすぐ脇にあった、日本でも珍しい球場です。

 

 西鉄ライオンズ(現:埼玉西武ライオンズ)が本拠地として使用していた1954年から始まった西鉄の黄金期を始め、観客が選手に襲いかかる大乱闘となった「平和台事件」の舞台となるなど、球界の歴史の舞台となった球場でした。球団名が西鉄からクラウンライターライオンズとなり、1979年に「西武ライオンズ」となって埼玉へ移転した後しばらくは本拠地とする球団はありませんでしたが、1988年の南海ホークス身売りによって誕生した福岡ダイエーホークスの本拠地に1989年からなり、1993年の福岡ドーム(現:福岡PayPayドーム)完成まで使用されました。

 

 2018年8月、ソフトバンク-ロッテ2連戦を観に福岡へ行ったついでに平和台球場跡を訪問していました。球界の歴史の舞台となった球場の跡地はどのように変わったのでしょうか。

 

 

 

 


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 平和台球場跡は、芝生の広場となっていました。一段高い福岡城から降りた先、城内と城外の境のような場所に、広々とした広場が広がっています。しかし、その広場の形は球場の形そのままで、ところどころに球場時代の名残がありました。

 

 外周にはフェンスが建てられ、広場の南外側の通路は少し低くなっているなど、かつてここに野球場があったことをうっすらと感じさせるものになっていました。

 

 


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スロープ状になっている広場への入り口。外野席への入り口だった?

 

 

 西鉄黄金期は福岡の人にとっても歴史的なことで、ライオンズが埼玉に移転した現在でも、歴史の1ページとして語り継がれています。球場跡にはところどころに下のようなパネルがあり、西鉄ライオンズの栄光を語り継いでいます。

 

 


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 ちなみに平和台球場の下にはかつて「鴻臚館」という古代の外交施設があり、平和台球場閉鎖後に発掘調査が行われました。

 球場の外側には鴻臚館に関する博物館があり、広場内にもかつて鴻臚館があったとされる場所に線が引かれており、球場跡は史跡としても活用されています。一応日本史用語集にも載っていたので、早慶を受験する人は「鴻臚館」という名前を覚えておいてもいいかもしれませんね。

 


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 平和台球場は、その立地していた場所の特殊性から、跡地を広場、史跡として活用していました。このような球場跡の例は他にないと思われます。というか城内に球場がある例は他にないでしょう…

 

 

 

 

 この日は平和台球場を後にした後、そのまま元祖長浜屋で昼食を取りました。

 


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ラーメン(¥550),替え玉(¥150)

 

 長浜ラーメンの老舗で替え玉発祥とも言われています。歴史を感じた後は歴史を感じる一杯を。

 卓上のゴマ、紅ショウガはお好みで、ラーメンタレは替え玉時に。コールは「ベタナマ」。ルールは事前に予習してから行きましょう。

 

 

 

 球場跡の訪問ってあまりしていないのですが、今年はほとんど外出できていないので、いろいろ落ち着いたタイミングで球場跡をめぐる一人旅とかしても面白いかもです。

 その辺は試験が終わってから考えることにしましょう。勉強に戻ります。

 

過去美味かった麺を振り返る-東京以西-

最終回です。振り返ると、本当にたくさんの麺を食べてきたなと思います。ここに挙げている麺は特に美味しかったものを選んで挙げているので、実際に食べた量は更に多いということ…自分でもびっくり。

 

最後は東京以西です。主に名古屋、京都、大阪、福岡を扱います。今回は名店中の超名店も登場しますので、是非旅行の参考にしてみてください。

 

 

105.新福菜館 本店@京都
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京都ラーメンの代表格、新福菜館の本店です。新幹線への乗り継ぎまでの一時間で急いで食べた思い出のお店。

 

黒い見た目に対して思ったよりも味が濃くないのが新福菜館の特徴。しかし本店は醤油の味がしっかりと効いた感じで、私の好みドストライク。

細麺は少しヤワめ。柔らかいチャーシューも美味。

ヤキメシはしっとりめ。ラーメンのカエシを使っているため色が茶色く、カエシの香ばしさが食欲を駆り立てます。

 

隣の第一旭と共に行列のできる名店として知られるこの新福菜館。東京にも暖簾分けが麻布と秋葉原、浅草にあるので、食べたくなったら是非。京都に行ったら、並びのこの二軒は要チェックです。

 

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106.新福菜館 大津京
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こちらは大津京駅前にある、新福菜館の暖簾分け店。ラーメンをいろいろとカスタマイズできるのが特徴です(詳細は過去記事参照)。

 

こちらのラーメンは、動物系Umamiが強めな印象。固めにした麺との相性もよく、これもまた美味しい。チャーシューは赤身が多め。でも柔らかくて美味。

ヤキメシはパラめ。醤油の効いた香ばしい味です。こっちの濃さを、スープで合わせる。美味しいセットですね。

 

独特のサービスがあり、面白い新福菜館です。なかなか大津京駅に立ち寄る機会はありませんが、近くに来たら寄ってみて、違いを確かめてみてください。

 

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107.肉うどん さんすけ@丸ノ内
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このシリーズ唯一のうどん店です。ではなぜ紹介するのか?理由は店主さんです。

このお店は、ラーメン二郎大宮店の店主さんが開業したうどん屋です。麺にこだわり、スープと合ううどん作りに日々精進していらっしゃいます。

 

そんなこの店の看板メニューが「濃厚焼豚うどん」。そうです。二郎のような濃厚豚骨スープにうどんを入れ、上にヤサイ、ニンニク、アブラ、どでかブタを乗せた、麺以外完全二郎のうどんです。

元二郎の店主さんということもあり、味はもちろん二郎そのもの。豚のUmami、アブラの甘み、ニンニクの香りがたまらなく美味いです。ちょっと細めな麺は二郎の平打麺とまた太さが近く、本当に二郎を食べていると錯覚してしまいます。

 

一風変わった、しかし美味しいうどんが食べられるのは全国でもここだけ。名古屋に行く用事があったら、是非一度は食べて欲しいお店です。

 

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108.ラーメン荘 歴史を刻め 新栄店@新栄町
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関西を中心に展開する「ラーメン荘」グループの一つ、「歴史を刻め」の新栄店です。愛知県唯一のラーメン荘グループのお店です。

 

初めてのラーメン荘でしたが、予想以上にあっさりとした、そしてアブラたっぷりのラーメンが食べられます。スープは野菜の甘みUmamiがたっぷりと溶け出したもので、ジャンクさは控えめ。しかし背脂がデフォでたっぷり入っているため、その重さが敵となります。

 

背脂の重さにやられましたが、肝心の味はとっても美味しく、二郎とはちょっと違うけど、でも食べたくなる味でした。白山の「俺の生きる道」や各地のラーメン荘にも行ってみたいです。

 

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109. 人類みな麺類@南方・西中島南方
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並ぶのが嫌いな関西人が、何時間並んででも食べたいという程の大阪No.1店がこの「人類みな麺類」。大阪の麺屋って独特なネーミングの店が多いですよね。

 

なんとも凄い味。Umamiが凄く強く、甘いおつゆのようなスープと麺が最高に美味しくて箸が止まりません。超トロトロのチャーシュー、白身もとろける味玉…この美味しさは私の語彙力では表現できません。是非大阪に行って食べて欲しいです。この美味さは本当にやばかったです…。

 

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110. ストライク軒@天神橋筋六丁目
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こちらも大阪の名店。名前の通り野球に絡めたお店、ラーメンが味わえます。メニューは王道醤油の「ストレート」と、鶏白湯にホタテを合わせた「シンカー」の二種があります。

 

いただいたのは「シンカー」。濃厚な鶏白湯のUmamiの後に、ほのかに感じるホタテのUmami。濃厚なのに重くなく、さらっと飲めるスープがとても美味しいです。

トッピングも独特で、特に蛤が美味しかったです。蛤+鶏のUmamiコンボは最高でした。

 

夜遅くまでやっているため、飲みの〆にもぴったり。次訪時は直球勝負をしてみたいです。

 

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111. 元祖長浜屋@赤坂
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昭和27年創業、福岡、長浜ラーメンの最古参の老舗です。行列ができるものの、とっても回転が速いことでも有名です。

 

ここでは注文時に呪文を唱えることでも知られています。今回は「ベタナマ(バリカタ油多めと同義)」を注文。

豚骨のUmami、固めの麺の食感、しっかりと味のついたチャーシュー。ネギもいいアクセントです。替え玉で「ナマタマ(バリカタ替玉と同義)」を注文し、卓上のタレを追加して優勝。これが元祖の味…

 

少し味は薄めでしたが、これはどうやらハズレの模様。夜の部ならもっと美味しいという情報もありました。一杯500円並んでもすぐ入れるガンナガ。福岡旅行の際は是非立ち寄ってみてください。

 

 

112. 天神屋台@天神
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最後は、博多天神にある屋台を紹介。博多、中州、天神は夜になると屋台が並び、仕事終わりの人などで賑わいます。基本はお酒を飲む屋台ですが、その屋台でもラーメンを味わうことができます。
 

1枚目は「天神屋台博多ラーメン宗」の焼きラーメンソース焼きそばの麺がラーメンの細麺になっているというものだが、濃厚なソースとよく効いた胡椒がお酒を加速させる味わいになっています。

2枚目は「SATSUMAYA」のとんこつラーメン。これぞ屋台ラーメン、という味わいで、意外とあっさりとしたスープ。しかししっかりと豚骨のUmamiを感じ、飲みの〆として最高の一杯となりました。

 

いくつかのラーメンジャンルの原点は屋台であることがあります。その原点の味を味わうこと、またゆったりとした雰囲気の中でお酒を飲み、その〆として一杯啜ること。そんな時間がまた幸せだったりします。

お酒も料理も、もちろん麺も、とっても美味しい屋台が福岡にはたくさんあります。旅行に行った際には、一度は屋台でしっぽりと呑んでいくのも楽しいですよ。ただ、ぼったくり店には注意。

 

 

 

【番外編】福岡PayPayドーム@唐人町
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平和台球場に本拠地を構えていた福岡ダイエーホークスが、1993年に移した本拠地が「福岡ドーム」(現:福岡PayPayドーム)です。日本初の開閉式屋根を持つドーム球場で、年に数回屋根を開けた試合が行われています。

 

ここにもいろんな球場メシがありますが、個人的に美味しかったのは2枚目のギータハイボール。メロン氷の入ったこのお酒、結構美味しいです。

3枚目の「城所選手のエグイ!チャーシュー丼」は、個人的にとっても好きなグルメでしたが、2018年に城所は戦力外通告を受け引退。今ではもう食べられない球場メシになってしまいました…

 

ここで野球を観て勝った後に天神で飲む酒は最高に美味しかったです。またこの悦びを感じたいです。

 

 

【番外編】阪神甲子園球場@甲子園
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高校野球の聖地、阪神タイガースの本拠地球場です。実は一度だけグランドに立った事があります。小学生の時、外野ファールゾーンで踊りました。

 

甲子園といえば三大グルメ。「甲子園カレー」「甲子園焼きそば」「ジャンボ焼き鳥」。もちろん全部制覇済みですが、今回紹介するのは次の二つです。

 

一つは「甲子園ハイボール」。ウィスキーの香りとミントの爽やかさのハーモニーが最高に美味しいハイボール。特に夏の暑い時期にこの爽やかなハイボールはよく合います。これまで飲んだハイボールの中で一番好きかもしれない味です。

もう一つが「メッセの豚骨醤油ラーメン」。ラーメンが大好きな虎のサムライこと、ランディ・メッセンジャー投手がプロデュースしたこのラーメン。濃いめな家系っぽい味わいの中に、たっぷり入ったフライドガーリックの香りが加わり、とても美味しい一杯になっています。量も結構あり、腹ぺこでもある程度満足できる球場メシでした。

虎党のみならず、他球団ファンからも愛された一杯でしたが、こちらも2019年のメッセンジャー引退に伴い食べられなくなってしまいました…非常に残念でした。

昔はスタンリッジの影に隠れてサブ的な立ち位置だったメッセがまさか阪神のエースになってウィリアムス並のレジェンドになるなんて思ってなかった…サンキューメッセ

 

 

 

 

以上、112店+αを紹介してきました。よくこんなに味を覚えているなと自分でもびっくりです。

どこも美味しいお店ばかりです。ここで紹介できなかった美味しいお店もあります。

緊急事態宣言が解除され、まだ警戒は必要ですが外出もできるようになってきました。

 

もしよかったら、用事ついでに、ここで紹介された麺屋に足を運んでみてはどうでしょうか。

溜まったストレスを、美味しいものを食べて発散してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。豊かな麺活をお送りください。

過去美味かった麺を振り返る-東京以北-

今回は、東京より北にあるお店を紹介します。これ含めてあと2回やります。全部で何店紹介することになるか…

 

 

96. ジャンクガレッジ 大宮駅前店@大宮
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 六厘舎グループの経営する二郎インスパイア店。埼玉を中心に展開されていて、初めて行ったのは大宮駅前店でした。

 

ジャンクガレッジといえば「まぜそば」。ニンニク、アブラ、チーズ、辛味、エビマヨ、ベビースターのトッピングが選べますが、もうジャンキーなのがここからわかります。

麺の量も選べるのがいいところ。ビール飲んでジャンプしまくった体に程よい量のジャンクがキマると幸せな気持ちになれます。

 

正直、心身ボロボロで食べたのであんまり詳しく味は覚えていないのが残念なところ…

ジャンクガレッジ自体は色んなところにあるので、気軽にジャンクを感じたい時は寄りたいお店です。

 

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97. うさぎや@寄居
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寄居駅から徒歩7,8分のところにあるラーメン店。国道沿いのプレハブ小屋のような見た目ですが、味は美味しいという噂を聞き、行ってきました。

 

注文したのは「らーめん (こってりめ)」。こってりコールをすると、背脂を入れてくれます。

スープは魚介がメイン。節や煮干の丁寧なUmamiを感じます。そこに鶏ガラや豚骨の動物系Umamiが重なってまろやかな印象の美味しさです。こってりめにすると背脂の甘みも加わってさらに美味。

麺は太麺と細麺が選べましたが、今回は細麺に。スープと程よく絡む、小麦香る麺です。個人的には、細麺のが合いそうな味に感じました。

 

合宿に向かう途中、乗り換え待ちの時間で食べたラーメンでしたが、とっても美味しかったです。スープに地元産の野菜を使うなど、素材にもこだわって作られています。寄居へ行く際は、ちょっと時間に余裕をみて、是非寄ってもらいたいラーメン屋です。

 

 

98. 上海@喜多方
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 今から5年前、家族旅行で喜多方に行った際に食べたラーメンです。当時はラーメンについて詳しくなく、「喜多方ラーメンが食べれる!」という気持ちだけで店に入ったのを覚えています。

 

 あっさりとしたスープは、豚骨ベース。喜多方ラーメンの特徴である太めの縮れ麺は熟成麺を使用している模様。チャーシューメンは器一面に薄切りチャーシューが敷き詰められる贅沢な一杯です。一般的な喜多方ラーメンのイメージ通りのラーメンが味わえます。

 

味の詳細までは覚えていませんが、長い距離を走った後に啜ったこの一杯が美味しかったのははっきりと覚えています。喜多方には他にも名店がたくさんあります。また行きたいな。

 

 

99.愛染@米沢
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山形県は日本一ラーメンを食べる県として知られています。その南部に位置する米沢市は「米沢ラーメン」というご当地ラーメンが有名です。

 

上杉神社近くにあるこのお店は、安くて量があり、美味しいラーメンが味わえます。

鶏と煮干でダシを取られたスープに大量の背脂が乗った「濃厚ラーメン」(背脂多め)を食べましたが、米沢ラーメンらしからぬこってりとした味で新鮮な感じでした。この背脂、どうやら米沢牛の背脂らしいです。なんと贅沢な。

麺は平打ち縮れ麺。大盛りでたっぷりと麺が盛られ、大満足の一杯でした。

 

細縮れ麺を使ったあっさりとした醤油ラーメン、という米沢ラーメンとは少し違ったスタイルのラーメンが食べられる、特徴的なお店です。普通のラーメンも安価に味わえるので、伝国の杜を訪れた際、寄ってみてください。

 

 

100.金ちゃんラーメン 米沢店@南米沢
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米坂線の南米沢~西米沢の中間当たりにあるお店です。南陽市にある「中華そば 金ちゃん本店」の暖簾分けのようです。

 

ここで食べられるラーメンは、正統派の米沢ラーメン。鶏ガラベースのスープはあっさりとしていて食べやすく、自家製の細縮れ麺とよく合います。手切りの分厚めチャーシューも嬉しいところ。

 

特にこれといった特徴はありませんが、これぞ米沢ラーメン、これぞ中華そば、といった味です。お昼時には地元の人で賑わう人気店。地元の味が食べたいときはここへ。

 

 

101.龍上海 米沢店@米沢
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赤湯の超名店「龍上海 赤湯本店」の暖簾分け店です。カップ麺にもなっているため、名前を聞いたことがある人も多いと思います。

 

煮干と鶏ベースの味噌スープとちょっと多めの太平打ち手揉み麺。そして最大の特徴が中央に乗った辛味噌。これを少しずつ溶かしながら食べていきます。あっさりめな味噌ラーメンから、辛味とコクのあるちょい辛味噌ラーメンへの変化を楽しめます。

 

ネギが嫌いだった祖父が唯一通い、座るだけで注文が通るほど好んだのがこのラーメンでした。それほど美味しい一杯。いつか赤湯の本店でも食べてみたいです。

 

 

102.えびそば一幻 総本店@東本願寺
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日本に「えびラーメン」ブームを巻き起こした火付け役の総本店。北海道初上陸後すぐに向かいました。

 

スープから感じるエビの香り、Umami。しかしエビだけでなく、動物系のUmamiも程よく合わさってくどくない味となっています。

小麦香る細麺との相性は抜群。卓上のエビオイルを垂らせばさらにエビを感じることができます。

 

東京でも食べられるこの味。北海道まで行かずにエビを食べたかったら、近くの一幻に寄るべし。北海道に行っても寄るべし。

 

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103.ラーメン二郎 札幌店@札幌
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北海道大学から少し歩いたところにある、北海道唯一の直系二郎。北大生が何人も並んでいました。

 

乳化したスープにオーション香る麺。これももちろん美味しいんですが、甘いヤサイとトロトロブタが何より美味い。ヤサイも楽しめる二郎はここだけではないだろうか。

 

奥に見えるのは有料トッピングの「タマチ」。他にも札幌限定のオリジナルトッピングがあるので、何度行っても楽しめます。札幌に来たのに二郎?とか言わず、まず豚野郎は向かうべし。

 

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104.すみれ 札幌中の島本店@中の島

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札幌一人旅最後に食べた有名店。コンビニで見た人は多いであろう、札幌味噌ラーメンの名店です。

 

アッツアツのスープはコクがあり、しかしさっぱりとした印象。モチッとした麺も非常に美味です。

味噌ダレの素材の味を感じるスープは、何度レンゲですくっても飽きない味。ショウガの風味や炒めた際の香ばしさも感じてとっても美味しいです。

 

コンビニ以外でも、東京ならお店があります。また、未訪ですが江戸川橋に長年ここで修行をした店主さんが営むお店があります。味噌の名店が少ない中、どうしても食べたくなったらここへ行きましょう。

 

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【番外編】メットライフドーム西武球場
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昨季パ・リーグ覇者、埼玉西武ライオンズの本拠地です。場外ホームランの出るドーム球場として知られ、なんjでは「猫屋敷」の相性で親しまれています。

 

夏は暑く冬は寒いこの球場ですが、駅から徒歩1分というアクセスの良さ、人がいなきゃ寝っ転がれる芝生の外野席などがお気に入りの球場です。

また、屋台、キッチンカー等のお店はドームの屋根の外側にあるため、火を使った美味しい料理が食べられます。写真はでっかいソーセージが特徴の「ビッグドッグ」。出来たてを味わえるのもここの特徴です。

 

これといった球場飯はありませんが、ドームに響く声援を聞きながら飲むビールは至福です。よければ外野席で一緒に飛び跳ねましょう。ジャンプしやすい球場っていいよね。

 

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【番外編】埼玉県営大宮公園野球場@大宮
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西武は年数回、県営大宮球場で公式戦を開催します。2019シーズンは、楽天とロッテがこの球場で西武と戦いました。

 

12球団のフランチャイズ球場以外での観戦は初めてでしたが、グルメ、ビールの値段は本拠地球場に準拠しているようです。以外と高かった…。

 

外野席の席数は少なく、傾斜もかなり急。だからこそ応援も熱くなる。延長11回、終電が迫る中試合を決めたのはあの人でした。

熱いムードの中、声を枯らして応援したこの試合、とってもいい思い出でした。またこの球場で試合を見てみたいです。

 

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緊急事態宣言解除から2週間が経ち、ラーメン屋も通常営業を行うところが増えてきました。どこも換気や消毒には細心の注意を払って営業しています。

ここで紹介したお店も遂に100を超えました。ラーメンが食べたくなったら、過去記事を読んで足を運んでみてはどうでしょうか。

 

このシリーズも、あと一回です。

過去美味かった麺を振り返る-都内残り-

遂に緊急事態宣言解除を受けて日本国民がwktkしています。

ここで言うことではありませんが、あるところで見かけた言葉をここに貼っておきます。

 

緊急事態宣言の解除は、特別警報が警報に変わったのと同じレベルの危険さ

 

このブログを見ている人が全くいないことを考えると、ここにデカデカと書く意味はないですが、見に来てくださった聖人の方の心に刺さってくれればなと思って書いておきます。

 

 

今回は都内の残りです。主に中央線沿線の数軒を扱います。西の方に出かける用事が少ないのでわずか4軒の紹介になりますが、今後、履修店を増やしていきたいです。

三鷹とか立川とか、八王子にも名店はたくさんありますからねえ…

 

 

91. 肉煮干し中華そば さいころ@中野
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中野にはいくつか有名な麺屋がありますが、王道煮干中華そばで人気なのが、このお店です。

 

写真は「肉煮干中華」に背脂、味玉をトッピングしたもの。器一面に敷き詰められたチャーシューが見た目から強いインパクトを与えます。

しかし味はとっても優しめ。煮干のUmami、風味を感じますが、全面に出るほどではなく、広がりきる前に動物系Umamiがやってきます。「肉煮干中華」の名前の通り、肉と煮干のUmamiを両方とも、バランスを取って作られているのがこのスープです。

そしてこのチャーシュー。バラ肉なので脂身が多く、脂のUmami、肉のUmamiが溢れる美味しいチャーシュー。この量でデフォルト。この量ならみんな大満足ですね。

 

男の子はみんなチャーシュー大好きな生き物。男の子なら満足しない人はいない、ショタのロマン溢れる一杯を是非食べてみてください。食べるときは是非背脂トッピングを。動物系Umamiをさらに補強することで、味に深みが出ます。是非。

 

 

92. 函館塩ラーメン 五稜郭荻窪
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本格的な、高レベルの函館塩ラーメンが味わえるお店です。都内でここまで美味しい函館ラーメンを出すお店はないと思われます。

 

 黄金色に輝くスープは、昆布、鶏、ホタテのUmamiを強く感じる、Umami重視型の塩ラーメン。細麺との相性もよく、箸が止まらなくなります。

素材は北海道のものにこだわり抜かれ、麺まで、函館ラーメンを代表する出口製麺のものを使うほど。「本物」へのこだわりを、強く感じます。

 

ここは麺も美味しいですが、サイドの「いかめし」が超有名。これまた函館近海産のイカを使ったいかめしが美味しいとの事だったのですが、初訪時はまさかの売り切れ。次こそ、ラーメンとセットでいただきたいです。

 

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93. 熊王@国領
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国領駅目の前にある老舗ラーメン店。1970年の創業、つまり今年で創業50年です。

 

デカデカと乗っているチャーシューは、みそにはデフォでは乗っていないものです。しかしこの大きさは…すごい。

味はとっても素朴な、王道中華味噌。動物系ダシ、化調感もあるのが美味しいんです。これがいいんです。

味噌は自家製という、なかなかなこだわり。やわらかい細麺との相性が意外に合います。

 

しょうゆの人気も高いので、しょうゆも食べてみたいところ。ニンニクと王道中華しょうゆのハーモニーを味わってみたいです。あと、隣に来た美しい女の人は忘れられません。

 

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94. ラーメン二郎 府中店@府中

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府中駅近くのラーメン二郎。いろいろと問題があった店舗ですが、現在は店主さんも健康で、美味しいラーメンが食べられます。

 

ここの特徴は、眞久中を超えるような超極太麺。やわめでモチッとした食感の麺は、なんか癖になりそうな感じです。

スープはデフォでちょっと濃いめ。ホロッと崩れる独特のブタも、とっても美味しいです。

 

ここの名物として、「チーズトッピング」があります。初訪時は挑戦できなかったのですが、次行く機会があれば食べてみたいです。極太麺とチーズの相性やいかに。

 

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95. ラーメン 五ノ神@羽村
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まだラーメンについて詳しくなかった高校時代、練習試合の帰りに寄ったお店が「ラーメン 五ノ神」。「五ノ神製作所」とは違うお店です。

 

メニューが変わったようですが、豚骨ベースのラーメンが食べられます。豚骨しょうゆ、豚骨みそ、長浜ラーメンの種類があり、濃度高めなこってりスープが特徴です。

豚骨のUmamiを強く感じつつ、カエシも強めに感じた記憶があります。豚骨しょうゆの名の通りの、美味しいラーメンでした。

 

前訪は2015年秋。行く機会もなく長いこと味わえていませんが、5年経っても味を覚えているということは、それだけ美味しかったということでは。羽村に行くことがあれば、寄ってみて欲しいラーメン屋です。

 

 

 

来月、麺屋でお酒を飲むか、高級ディナーを食べようと思っています。一緒に行く人がいないのでそもそも実行するか悩んでるところですが…

麺or肉。どっちがいいですかね。一緒に行ってくれる人も募集しています。

過去美味かった麺を振り返っていく-山手線東側-

中央・墨田・台東・葛飾・江東・江戸川の、いわゆる城東地域は、私の最寄りからアクセスがそこそこいいもののあまり行かない地域です。

その分、近くに来た際に美味い店に行くように努めているため、知っている店がこの中にあったりするかもしれません。

もちろんこれ以外にも美味しい店はあります。この記事を参考にいろんな店を調べてみてお腹を空かせてください。

 

 

 

 

85. ラーメン二郎 小岩店@小岩
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2020年5月時点でのベーコン内ラーメン二郎ランキングトップのお店。営業時間が平日昼のみという、二郎の中でも最も履修が困難な店の一つです。

 

スープは非乳化。最高の非乳化。一口スープを飲むと、ガツンとカエシの味が襲いかかります。ニンニクを溶かして更に暴力的な味わいにすると、体はヘヴン状態に。

別売りの「脂っKOIWA」は、別皿でたっぷりの背脂が盛られます。こいつに麺をつけて背脂つけ麺にしたり、終盤に丼にぶち込んだりして、カロリーを大量摂取、食後にとんでもない罪悪感に苛まれることができます。これがたまらん。これがいいんだ。

 

初訪時は連食の予定だったため、麺半分で食べました。次回は麺少なめで、もっと非乳化麺を味わいたいです。

非乳化の暴力を体感したかったら、平日昼間、阪急を利用したりして並ぶべし。痩せる気ZEROのカロリージャンキーは、「脂っKOIWA」をつけるべし。

 

 

86. ラーメン燈郎@新小岩
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新小岩を中心に、麺好きを唸らせる絶品麺を提供する「麺屋一燈」グループのお店の一つで、二郎インスパイアの麺を提供するお店です。

 

ただ、正直味は二郎とはまた異なったもの。スープを一口飲むと、口の中に濃厚な豚のUmamiが広がりますが、とっても上品なUmami。乳化したとろとろスープはモチッとした麺に絡んでとっても美味。ジャンクさを感じない、でも二郎っぽさもある、なんとも不思議な一杯。

ちょっと値は張りますが、是非ともつけて欲しいのが「牛ステーキトッピング」。ラーメンにステーキは合わないように見えますが、上品な濃厚豚ポタスープとかなり合います。これがまたびっくり。ステーキの味付けはシンプルで、それがUmamiたっぷりスープを邪魔せず、絶妙なバランスでかみ合っています。

 

豚チャーシューもトロトロで絶品。二郎とは似て非なるもの、と私の中で分類しているこのお店。店内もオシャレで、女性でも気兼ねなく入れてしまうような印象です(並んでいるのは程よく肥えた野郎ばっかですが…)

二郎が気になるけど…という方、二郎は好きじゃないという人も、ここは食べてみて欲しいお店。新小岩駅チカ。外出できるようになったら是非訪店を。

 

 

87. 亀戸煮干中華蕎麦 つきひ@亀戸
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亀戸横丁という、ビルの一階にある飲み屋の集まりの一角にあるのがこのお店です。

 

濃厚な煮干麺は、海外ニキ含めた多くの人から高評価。煮干の濃厚なUmamiを感じつつ、えぐみは抑え、レベルの高いニボニボ麺を提供しています。

チャーシューはハーブの効いたレアチャーシュー。食べていくうちにくどくなってしまうのがニボニボ麺の好みが分かれる原因のひとつですが、ハーブの香りで口の中がさっぱりとし、再び箸が動くようになります。これで最後まで楽しめます。

 

初訪時は小岩二郎の後に来たため、着丼時点でかなり腹は膨れ、和え玉を頼むことができませんでした。また濃厚も食べられなかったため、次回は濃厚+和え玉で行きたいところ。

つきひは宅麺もやっています。入荷即売切が日常茶飯事な宅麺ですが、チャンスがあれば是非買ってみてください。

 

 

88. らーめん弁慶 門前仲町店@門前仲町
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浅草に本店を構える「らーめん弁慶」の門前仲町店です。一階は立ち食い、二階はテーブル席になっています。

 

元トラックドライバーのおっちゃん曰く、東京3大背脂ギトギト麺は、「平大周 味庵」「元楽」「らーめん弁慶」だそうです。

 

それも納得のギトギト感。写真は背脂多めの「みそチャーシューめんW」にコーンをトッピングしたもの。大盛りだと、洗面器と呼ばれる大きな器にラーメンが盛られます。

見た目は脂っこいものの、スープを飲んでみると意外とあっさり。背脂がたっぷり入っているものの、脂っこくならないように工夫されています。背脂のUmami、豚骨スープのUmamiが程よいバランスで、全然重くないのでいくらでも食べられてしまいます。

 

メニューが豊富にあるのもここの特徴。こんなギトギト麺からあっさりとした中華そばまで、いろんな麺が楽しめます。

罪悪感を感じつつ脂を摂取したいドMさんは、ここなら罪の意識を感じずに食べることができます。浅草、門前仲町、堀切にお店があるので、近くに行く用事ができたら弁慶へGO。

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89. 麺処若武者 ASAKSA~FUKUSHIMA NOODLE STYLE~@浅草(TX)
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このシリーズで最も店名が長いお店です。名前の通り、福島の素材を用いたラーメンが有名です。

 

会津山塩物語」という塩ラーメンは、会津地鶏6種の貝のダシ、会津の温泉から取られた塩を用いた福島満点の一杯。スープを一口飲むと、貝のUmamiが広がり、鶏のUmamiも後ろからやってくるような味わいです。

麺は平打ちで、喜多方ラーメンを連想させるようなモチモチした味わい。細部からも福島を感じるラーメンが、浅草で味わえます。

 

貝ダシのラーメンはあまり食べる機会がなく、好き嫌いも分かれると思います。ここはしっかりと貝のUmamiを感じるので、自分の知らない新しい味に出会えると思います。

浅草の観光中心地からは少し離れていますが、散歩がてら、近くに来たら入ってみてください。

 

 

90. crab台風@人形町
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かつて茗荷谷で名を馳せた「らーめん台風。」の日本復帰一号店。香港からの逆輸入?再輸入?という珍しい経歴でのオープンです。

 

この店では、店名からわかる通り、カニを使ったラーメンが味わえます。この「蟹そば」は、カニ+豚骨の濃厚スープを使い、カニのUmamiと豚骨の深い味わいが美味しいです。麺は中細で、濃厚なスープをほどよく纏って口に運びます。

セットの雑炊を入れると、この濃厚カニ豚骨スープを最後まで味わえます。海苔、ネギ等の薬味の風味も加わり、また違った美味しさを楽しめます。

 

個人的に気になっているのが、「蟹油そば」。「コラーゲンボール」という、カニの風味が詰まったトッピングが乗るということで、食べてみたくなる一杯です。正直、蟹そばで感じた甲羅?豚骨?のざらつきが気になったので、この油そばではどうなのかも気になります。登校再開したら、ちょっくら歩いて行ってみたいです。

 

 

 

【番外編】ZOZOマリンスタジアム海浜幕張
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川崎球場を本拠地にしていたロッテオリオンズの千葉移転に伴って完成したのが、千葉マリンスタジアム(現:ZOZOマリンスタジアム)です。千葉県ですが、一応山手線の東側なのでここに分類。

 

NPB球場三大グルメといえば、ハマスタの「みかん氷」、神宮の「ウィンナー盛り」、そしてマリンの「モツ煮」です。ZOZOマリンスタジアムでは、いろんな種類のモツ煮が売られており、球場飲んべえを魅了しています。

中でも、外野バックスクリーン裏にある「サンマリン」のもつ煮は、試合開始前には長蛇の列ができる人気メニュー。生姜のきいた、王道モツ煮は必食です。

 

そして、モツ煮を食いながらロッテの応援です。歌がわかんなきゃ頭上でクラップして飛び跳ねてればOK。ユニがなければ私が貸します。マリンの(強)風を浴びに行こうぜ!

開幕はよ!

 

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過去美味かった麺を振り返っていく-山手線内側-

〇〇沿線の美味かった麺を振り返っていくこのシリーズですが、今回は大雑把に、広いエリアとして「山手線内側」としました。これまで拾いきれなかった、麻布、神宮外苑、神保町、早稲田といったエリアをまとめたものとしてこの言葉を今回は使います。

何かの用事のついでに寄ることが出来る店が多いので、コロナが落ち着いたらぜひ行ってみてください。

 

74. 楽観 NISHIAZABU GOLD@乃木坂
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六本木ヒルズから少し歩いた路地にある麺屋。外観、内装共に高級料理店のようで、さすが麻布のお店といった感じです。

 

スープは魚介を感じ、醤油の香ばしい味がキッとくるものです。しかし、オリーブオイルによって味わいが普通の醤油ラーメンとは異なった、でも美味しい味に仕上がっています。

麺は細麺でパツっとした食感。これがスープとよく合います。細かく刻まれたタマネギも特徴。スープとタマネギの食感が、洋食のスープを飲んでいるときのような感覚を作り出します。

 

非常に上品でおいしいラーメンが食べられます。醤油の「琥珀」、塩の「パール」、味噌の「鼈甲」の三種があり、いろいろ食べたい方も満足。オシャレな店内はデートにもぴったり。女性でも入りやすい雰囲気なので、六本木に行った際は是非訪れてみてください。

 

 

75. 新福菜館 麻布十番店@麻布十番
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私の好きなラーメンの一つ、新福菜館。その東京初の暖簾分けがこの麻布十番店です。

 

色味の濃い、醤油の味がしっかりしながら鶏のUmamiも十分感じられるスープ、中細で啜りやすい細麺、シャキッとした九条ネギ、トロッとしたチャーシュー、全てが好みで美味しいです。

ヤキメシはマスト。パラめなチャーハンには、ラーメンで使われるタレが使われているので黒く、胡椒、ネギの効いたスパーシーな味です。ヤキメシ単体でも十分美味しいです。

 

個人的には有料の九条ネギトッピングが好きです。最初はちょっと辛く感じていましたが、慣れるとやめられなくなります。

ヤキメシセットだとちょびっとお高くなりますが、お腹をしっかりと満たすことができるのでセットを推奨します。

京都に行きたいけどお金がない時に、身近に京都を感じられる(?)絶好のスポットなので、コロナが落ち着いたら食べてみてください。

 

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76. ホープ軒@国立競技場
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東京の屋台発、歴史ある東京豚骨醤油ラーメンを味わえる老舗です。

 

豚骨のUmami、背脂の甘みUmamiを感じる味は、少し臭みも感じる昔ながらの味。動物以外のUmamiを感じないこの味に、屋台から続く歴史を感じます。

麺は自家製中太ストレート麺。コシがあり小麦を感じる美味しい麺です。ここにスープと背脂を絡めて食べる味が好きです。

 

この程よくこってりし、豚骨の味わい深い麺は、飲みのシメやタクシー運転手の休憩にぴったり。近くに神宮球場、国立競技場があることからスポーツ帰りに寄る人も多くいます。

24時間年中無休というのもこの店の特徴です。楽観とは逆のタイプのお店ですが、昔ながらの麺を食べたくなったら、是非行ってみてください。

 

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77. ラーメン二郎 神田神保町店@神保町
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レベルの高い合格点を超える二郎をオールウェイズ出してくれるお店です。人気、ボリューム共に二郎トップクラスです。

 

濃厚で、豚のUmamiを強く感じるスープに、太めのオーション香る麺。ブタはぶ厚くタレの染みたもの。

ニンニクを溶かしてさらにパンチを加えるとジャンキーな味に。

 

二郎の中でもトップクラスの量ということもあり、前回は撃沈。しっかりと飯トレを重ね、万全の体制で麺半分に挑みに行きたいです。妥協するなとか言わない!

皆さんも、よほどの自信がない限りは初回は麺半分をおすすめします。でも味は最高。ジロリアンなら一度は行きたいお店です。

 

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78. 用心棒@神保町
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移転した旧ラーメン二郎 神田神保町店(現在は立川マシマシ5号店)の目の前にあるのが、二郎インスパイアトップクラスの評価を得る「用心棒」です。実は早稲田にも昔あったのですが、私の入学直前になくなったとか…

 

ここで食べたのはまぜそば。鰹節、魚粉、ニンニク、卵黄、ガリマヨ、辛玉と、たくさんのトッピングの乗った麺をかき混ぜ一気に啜ると、超ジャンキーな味が体中に染み渡って体がよりジャンクを求めるようになります。

量はなかなかに多く回転も速いのでロットを乱さないように食べる必要がありますが、ジャンク好きな男子諸君ならいけるはず。卓上アイテムも豊富なので味変にも困らない。

ジャンクな麺が食べたかったらここに行くべし。腹ぺこ男子は、コロナが収まったら真っ先に行くべし。

 

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79. 眞久中@神保町・新御茶ノ水
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二郎を愛する腹ぺこ早大生に人気だった「眞久中」ですが、昨年夏に諸事情により惜しまれつつ閉店。半年が経った今年3月に、神保町で再始動しました。

 

眞久中といえば、極太麺。府中二郎並の太麺はアルデンテな食感で美味。

微乳化のスープはカエシ強め。Umamiも感じますがジャンクさはそこまで強くないライトな味わい。

ブタはスープにつけると柔らかくなるタイプ。アブラは味付きのもので好みです。

 

移転してからは行けていないですが、あの極太麺がたまに懐かしくなります。御茶ノ水駅からも歩ける位置にあるので、久々に食べたくなったら行ってみてください。

 

 

80. 中華そば 葉山@牛込柳町
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早稲田から歩けなくもない距離にあるお店がこちら。店内では終始ガコンガコンといった音が鳴り続けています。

 

店主が酒田で食べた麺の味に惚れて、それを再現しようと独学で勉強して作るラーメンが美味しいと有名なお店です。

何よりの特徴が、注文毎に店主さんが青竹で打って作る、平打ち縮れ麺。注文毎に打っているため、混雑する店内には終始この麺打ちの音が響きます。

コシのある麺と絡むスープは、節が香る無化調スープ。ダシのUmamiが強く、あっさりしていて麺との相性がとてもいいです。

 

店は狭く、店主が一杯一杯丁寧に時間をかけて作っていますが、その分味は絶品。大盛りにすると麺の量も多くなりボリューミーに。お腹いっぱいになる美味しい麺を食べに、早稲田からちょっと歩いてみるのはどうでしょうか。

 

 

81. RAMEN GOSSOU@早稲田
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早大生の間でも人気の高いラーメン店です。早稲田キャンパスから早大通りを神楽坂方面に進んだ先にあります。

 

醤油ベースの「らーめん」は、動物系と魚介のUmamiが合わさった丁寧な味。一方「ほたての塩らーめん」は、白湯スープの中に香る貝のUmamiがとっても美味です。

中太縮れ麺はトロッとしたスープを絡めて味もマッチ。大きなローストポークも、上品でUmamiもしっかり感じられるものでした。

 

早大生評価の非常に高いラーメン屋、早稲田に来た際は是非寄って欲しい麺屋の一つです。

 

 

82. ラーメン 巌哲@早稲田
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都電早稲田駅から東へ進んだところにあるのがこのお店。大阪の名店「麺哲」での修行経験のある店主が営む麺屋です。

 

実はまだ看板メニューの「鮪塩」を食べたことがないという私。最後の訪店も3年前とかなり前になってしまい、早い再訪を望んでいるところです。

既食の醤油は鶏のUmamiを感じつつ、醤油や他の味もしっかりと感じるスープが美味しかった印象です。これもこれで非常に美味しい。

 

季節毎のメニューもあるため、一年中楽しめる名店です。コロナ収束後、絶対に行きたいお店です。早稲田に来ることがあれば、こちらも必食のお店です。

 

 

83. 元祖一条流がんこ 西早稲田@早稲田
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ぱっと見ラーメン屋に見えない怪しい建物が、「元祖一条流がんこ 西早稲田」です。

 

Shiomiの強い、牛骨ベースのラーメンを提供するお店です。麺は硬めの細ストレート麺、スープはアツアツしょっぱめの牛ダシスープで、カエシに唐辛子が入っているのか少し辛味も感じます。ネギ油の香ばしさも特徴の一つ。

 

この店では、写真のような「かけ中華」も提供されています。たった500円。時間とお金のない昼休みに食べることが多いメニューでした。お金がないけどラーメンが食べたい、そんなときに食べてみて欲しい一杯です。

 

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84. らぁ麺 やまぐち@面影橋
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早稲田界隈No.1ラーメン店。異論は認めない。都内でも名の知られた名店中の名店です。

 

スープからは鶏の濃厚Umamiが感じられ、一口飲むと感動を覚えるような味。鶏と醤油のバランスのいい、コクもあるとっても美味しいスープです。

麺はツルツルでのどごしよく、噛み心地もいい美味しい麺です。

 

この美味しさをちゃんと言葉では表せないところに私の語彙力の無さと勉強不足を痛感します。一回食べればわかるこの美味しさ。早稲田に来たなら絶対食べるべき麺です。

コロナ収束後、是非行ってみてください。

 

 

 

 

【番外編①】東京ドーム@水道橋・後楽園
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某金満強奪球団読売ジャイアンツのホーム球場、北海道日本ハムファイターズの準本拠地で、多くのコンサートやイベントが行われる、日本一のドーム球場です。

 

ここの名物は、出入り口の強風です。ドーム内の気圧を高めにすることで屋根を支えているため、回転扉以外の出口からは気圧の差による強風が吹き荒れます。

 

そんな球場で飲むビールは、日本の野球場で最も高い800円ですが、球場で飲むビールはやっぱり美味い。

昨年最後の球場ビールは、世界野球プレミア12のメキシコ戦。今永の快投、山本、甲斐野、ヤマヤスの鉄壁のリリーフにしびれつつ飲むビールは最高でした。

 

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関東の球場ということで行く機会も多い東京ドーム。球春の訪れはいつになるのでしょうか…

 

 

【番外編②】明治神宮野球場@外苑前
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個人的に思い入れの深い球場です。高三の夏に最後の試合を戦った舞台であり、人生で今のところ最も通っている球場です。

学生野球の聖地として知られ、東京六大学野球東都大学野球リーグ、東京の高校野球で使用されています。また、プロ野球では東京ヤクルトスワローズが本拠地としています。

 

この球場の名物は「ウィンナー盛り」。様々な種類のウィンナーがたっぷり盛られた神宮の名物グルメです。

年数回あるビール半額デーの試合で、ウィンナー盛りを食べつつ、売り子さんの売るビールを全種類制覇し、チームの応援をする。そんな時間がとっても幸せで、私の最も好きな時間です。

 

今年も、神宮で開幕カードの2試合を観に行く予定でした。それは叶いませんでしたが、近いうちに、またスタンドでビールを飲みながら傘を振る時が来ると信じています。そのときのために、今は耐え難きを耐える必要があります。

辛いですが、将来のために、なんとかここは踏ん張りましょう。

 

 

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 ※この試合はビール半額の日ではありません